>本文へ | Bhs Indonesia

在インドネシア日本国大使館
在ジャカルタ日本国総領事館

Embassy of Japan in Indonesia/ Consulate General of Japan in Jakarta



トップページ | 大 使 館 案 内 | 二 国 間 関 係 | 広 報 文 化 | 重要外交課題 | 在ジャカルタ日本国総領事館 | インドネシア国内総領事館 | リ ン ク

大使館からのお知らせ



インドネシアにおける鳥インフルエンザ情報
(インドネシア保健省の発表他)



平成21年1月29日
在インドネシア日本国大使館



1.インドネシア保健省は1月21日、2008年11月から2009年1月中旬までに鳥インフルエンザによる感染死亡者が、新たに2名確認された旨等の発表(参考1)がありました。
    また、1月24日、スラバヤ在住の女性が鳥インフルエンザにより感染死亡したとの報道(参考2)がありました。


2.WHOは1月22日、インドネシアにおける鳥インフルエンザによる感染者数は141名、死亡者数は115名となった旨の発表がありました。


3.大使館では引き続き情報収集に努め、新たな情報が入り次第速やかにご連絡します。
   なお念のため、以下の諸点に十分注意し、再度、各自感染予防対策をご確認頂きたく、併せ使用人に対する注意喚起もお願いします。

(1)鳥類に近づかない。特に養鶏場、鳥を扱う市場、観賞用鳥屋、家禽類飼育家庭などへの不用意・無警戒な立ち寄りや接触をさけること。
(2)鶏肉や卵を調理する際は十分に加熱すること(WHOでは、食品の中心温度を70度に達するよう推奨している)。
(3)念のため、人混みへの立ち入りは最小限にし、外出後には手洗い、うがいなどの通常の感染症予防対策を励行する。
(4)職場の従業員、家事補助者、運転手等に鳥インフルエンザと疑われる症状が出た場合は、早急な医師の診断、出勤の停止等の指導により、周囲への感染予防措置をとる。


(参考1)

インドネシア保健省の発表内容


    「2009年1月中旬まで鳥インフルエンザの感染は、未だ鳥から人へのものである。(患者に)接触したすべての症例(ヒト)が陰性を示したことについて検体の調査から証明されている。これはヒトヒト間では未だ感染がないことを意味している。症例は12州で発生し、他の州には広がっていない。


    現在まで鳥インフルエンザ発症数を抑制するために、様々な試みが既に実施されている。その内容としては、例えば鳥インフルエンザ指定病院を100施設設置している(ジャカルタの指定病院はスリアンティ・サロソ感染症病院、プルサハバタン病院の他、ガトット・スブロト陸軍病院)。また、2つの鳥インフルエンザのリファレンス研究所(保健省保健開発研究所及びアイクマン研究所)、8つの地方研究所(リージョナルラボ)、34の補助地方研究所(サブリージョナルラボ)を設置し機能させている。SDMの強化(地域サーベイランス・オフィサー(DSO)とTGC(即応チーム)を訓練し、基礎健康担当者への鳥インフルエンザの研修・広報活動、鳥インフルエンザ報道官の研修・産業界への鳥インフルエンザの広報活動等を実施)そのほかにも、「インフルエンザのパンデミックに対する準備と鳥インフルエンザのコントロール」の中に記載されているように様々なメディアを通じて国民へ啓蒙活動を行なっている。オセルタミヴィルの準備に関し、保健省と州で保管する他に、地域保健局、鳥インフルエンザ指定病院、県や市の地方公立病院、患者を収容したことがある私立病院、インドネシア全国の保健所にも配分されている。自己防衛装置(APD)の準備、現場の担当者のための調査キット、タンゲラン市とタンゲラン県での鳥インフルエンザのコントロールのPilot Projectも実施している。)


    国内での試みだけではなく、(鳥インフルエンザに対する試みは)グローバルなレベルでも行われている。外国でインドネシア共和国保健大臣は、既に50年間も行われているWHOのウイルスシェアリングのシステムを公平で透明で公正なメカニズムに変える論争を先駆けて行った。インドネシアの闘いは、非同盟諸国に加わっている国々や先進国にも支持され、世界保健会議(WHA60.28)の情報、診断、薬剤、ワクチン、他の技術の活用において透明性、公平性、公正さの向上のための活動についての決議を生み出した。


    2008年6月27日に非同盟諸国の常任代表は、途上国にとってのワクチンへのアクセスについて、公正で透明で公平なウィルスシェアリングと情報交換についてResponsible Practices for Sharing of Avian Influenza Viruses and Benefits Sharingについての非同盟諸国宣言を可決して、2008年10月、エジプトでの鳥インフルエンザとインフルエンザパンデミックについての第6回政府間会議に参加した。


    鳥インフルエンザセンターにおいては、鳥インフルエンザが人に感染した12の州のうち、6州では鳥インフルエンザの症例が既に検出されていない。すなわち、ランプン州(2005年9月22日に感染)、南スラウェシ州(2006年6月18日に感染)、南スマトラ州(2007年3月10日に感染)、東ジャワ州(3月19日に感染(当館注:2007年の症例))北スマトラ州(2007年3月3日に感染)、バリ州(2007年8月14日に感染)


    2008年11月から2009年1月中旬までに2例鳥インフルエンザ陽性となった症例がある。Sut(女性、29才:バンテン州タンゲラン市出身)とNad(女性5.9才:西ジャワ州ブカシ市出身)である。
Sut(タンゲランの住民)は2008年12月11日に、熱、咳、鼻水、呼吸困難を伴い発症した。症状がでる前、Sutは自宅の近隣の市場に行っていた。12月12日にPantai Indah Kapuk病院に入院し、2008年12月15日にSari Asih Cileduk 病院に転院して、12月16日に死亡した。遺体の処置は、タンゲラン地方公立病院で行われた。2008年12月20日のBadan Litbangkes 研究所とEikman研究所の調査研究によりSutは鳥インフルエンザ陽性が明らかになった。
Nad (ブカシの住民)は2008年12月23日に高熱、咳、呼吸困難といった症状を伴い発症。症状がでる前Nadは両親に誘われて市場へ行き鶏を買った。購入した鶏を食した後、2008年12月27日Hermina Bekasi 病院に入院した。2009年1月2日にスリアンティ・サロソ感染症病院に転院し、最終的にはBadan Litbangkes 研究所とEijkman研究所の調査結果によりNadは鳥インフルエンザ陽性が明らかになった。」


(参考2)

スラバヤでの女性の死亡について


    1月28日付ジャワ・ポス紙は、ルマジャン県出身の女性(スラバヤ市内在住)が今月24日(土)スラバヤ市内のドクター・ストモ病院(鳥フル指定公立病院)で死亡したとの報道がありました。


    同病院による、検査結果は鳥インフルエンザの陽性反応であった。同人は20日に発症、高熱と咳が出たため同市内ラハユ病院に入院。21日、ドクター・ストモ病院に転院し、24日に死亡したとのことです。


    なお、28日現在、インドネシア保健省からの正式発表はありません。


以 上