プレス・リリース 2003年11月21日

北ジャカルタ地区カマラ・ムアラ村に対し、共同井戸設置のための資金協力を表明

  日本政府は、生活用水の取得が困難な北ジャカルタ地区の貧困村であるカマラ・ムアラ村に対し、共同井戸を設置するための支援として、最大で27,850米ドル(227,538,000ルピア)の支援を行うことを表明した。同支援は、北ジャカルタ地区カマラ・ムアラ村で活動する自助努力活動グループであるヘクサ・トゥンガル財団(Yayasan Heksa Tunggal)を通じて行われる。

  この支援により、同村内に6つの共同井戸が設置されることで、同村民の1,500名(約300世帯)が安全で衛生的な生活用水を取得できるようになるだけでなく、これまで外部からの購入していた生活用水に対する出費を節約でき、その節約した費用を子女教育費、栄養改善、医療費等に充てる等、同村民の福祉向上に役立つことが期待される。 

(参考)
  カマラ・ムアラ村は、インドネシア各地の農村等からの移民で構成されており、村民は都市部の最貧困層ともいえる劣悪な生活環境下で生活している。1980年代後半以降、同村周辺に工場が乱立するようになってから、衛生的な生活用水を確保することが難しくなったため、村民の大部分は、外部から生活用水を購入せざるを得なくなり、これが家計を圧迫する一つの要因となっている。
  また、生活用水の不足は、衛生的な居住環境を維持することを困難にしており、結果的に、乳児、幼児、老人等を含む村民は様々な感染症に犯されやすい状況下におかれている。