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在インドネシア日本国大使館
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2011年12月8日

岡田総理特使の第4回バリ民主主義フォーラム出席(概要)




    12月8日(木)、岡田克也衆議院議員(元外務大臣)は、総理特使として、インドネシアのバリ島において開催された第4回バリ民主主義フォーラムに出席したところ、概要以下のとおりです。

1. フォーラム概要
(1)日程 :12月8日(木)及び9日(金)(詳細は以下2.参照)
(2)共同議長 :ユドヨノ・インドネシア大統領及びハシナ・バングラデシュ首相
(3)参加国 :オブザーバーを含め、82の国及び国際機関から参加した。
首脳級では、共同議長を務めたユドヨノ・インドネシア大統領及びハシナ・バングラデシュ首相のほか、ボルキア・ブルネイ国王、ラージャパクサ・スリランカ大統領、ハマド・カタール首相兼外相、バトボルド・モンゴル首相、グスマン・東ティモール首相、ビナイ・フィリピン副大統領、アルンチ・トルコ副首相が出席。また、閣僚級では、20か国以上の国から外務大臣等が出席した。
2. 詳細日程
(1)第1日目(12月8日)
午前 開会式
リーダーズ・セッション[共同議長:ユドヨノ・インドネシア大統領 及びハシナ・バングラデシュ首相]
テーマ:「変化する世界の中での民主的参加の促進:民主主義の声に応える」
“Enhancing Democratic Participation in a Changing World: Responding to Democratic Voices”
昼 ユドヨノ大統領主催昼食会
午後 一般討論[議長:マルティ・インドネシア外相]
夜 マルティ外相主催夕食

(2)第2日目(12月9日)
午前 第1インタラクティブ・セッション[議長:マルティ・インドネシア外相]
テーマ:「民主主義の声に応える国家の能力」
“The Ability of State to Respond to the Voice of Democracy”
午後 第2インタラクティブ・セッション[議長:マルティ・インドネシア外相]
テーマ:「市民社会の参加のための民主主義の空間の確保」
“Ensuring Democratic Space for Civil Society Participation”
夕刻 総括及び閉会式(議長声明の発出)

3. 岡田総理特使によるスピーチ(要旨)
第1日目(12月8日)の午後、各国からの閣僚級の出席者によるスピーチに先立ち、岡田総理特使からアジアの発展と民主主義の実現についてスピーチを行ったところ、要旨は以下のとおり(別添:スピーチ全文)。
(1) アジアの経済的発展と民主化の流れの中でインドネシアの取組を評価・支持。
(2) 21世紀におけるアジアの民主化の流れにおいて、ミャンマーやエジプト等の民主化努力を国際社会と共に後押し。
(3) 日本の民主主義国家としての歩みを踏まえ、民主主義を実現するためには、(@)民主的権利の確立、及び(A)民主的諸制度の構築が必要。
(4) 他方、アジアにおける民主化は一様である必要はなく、各国による自発的な進展が重要。また、民主化のスピードも忘れてはならない(「急がば回れ」)。
(5) 豊かさを増すアジアにおいて、着実かつアジア的な民主化の進展こそ重要。日本を含め、民主主義を実現した国々が自らの経験に基づき貢献することが大切。
4. 二国間会談・表敬の概要(時間は現地時間)
(1)ユドヨノ・インドネシア大統領(8日20時55分から約20分間)

    岡田総理特使は、11月のASEAN関連首脳会合の成功への祝意を伝えるとともに、「戦略的パートナーシップ」の更なる進展に向けて緊密に連携したいとの野田総理のメッセージを伝え、野田総理からの親書を手交した。これに対し、ユドヨノ大統領は、日本と共にアジアにおける民主主義の促進に努めたい旨述べるとともに、将来に向けて両国関係を高めるべく、野田総理と緊密に意見交換を行っていきたい旨述べた。


(2)バトボルド・モンゴル首相(8日16時から約30分間)

    双方は、「戦略的パートナーシップ」の具体化に向けて、二国間関係を更に強化していくことで一致した。この関連で、日・モンゴル外交関係樹立40周年となる来年のモンゴル要人の訪日が極めて重要であり、特に両国の経済関係の更なる発展につながる成果を得るべく、今後両国で努力していくことで一致した。


(3)ピーリス・スリランカ外相(8日17時45分から約35分間)

    双方は、国民和解に関するスリランカ政府の取組を含むスリランカ情勢について意見交換を行うとともに、両国の経済関係及び我が国からの経済協力について議論を行った。また、来年の国交樹立60周年を、両国国民が互いをより良く知る機会とすることで一致した。


(4)モニ・バングラデシュ外相(8日18時35分から約30分間)

    双方は、両国関係、特に経済関係について議論を行った。モニ外相からは,電力・天然ガスの安定供給などビジネス環境の整備に努力している旨の説明があり、日本からの更なる投資への期待が表明された。