人材育成奨学計画

実施期間(交換公文締結日):
    2004年2月12日

供与金額:
    1.17億円/ 約 110万米ドル(約 94億ルピア)

案件概要:
このプロジェクトは、2002年度から実施されている「人材育成奨学計画」(Project for Human Resource Development Scholarship)の一環としての無償資金協力である。

このプロジェクトは、インドネシアの経済・社会発展のために政策を立案・実施しているインドネシア政府関係者の能力向上を図るため、行政、法律、経済、経営、国際関係、及びITの6分野において、毎年30名、3年間で計90名の行政官や大学教員を日本の大学院修士課程に受け入れるものである。現在、第1期生の30名がすでに渡日し、一橋大学、早稲田大学、広島大学などの大学院で研究を行っているが、今回の無償資金協力は、第1期生の学費、奨学金等、滞日中に必要となる経費を措置するためのものである。このプロジェクトの実施により日本での学習を修了した行政官等が、帰国後、日本での学習成果や人的ネットワークを生かし、インドネシア経済・社会の発展のために重要な役割を果たすことが期待されている。