実施期間(贈与契約締結日) :
    2005年3月24日
実施場所 :
    ナングル・アチェ・ダルサラム特別州
供与金額 :
    25,064,597円
被供与団体 :
    (財)日本・フォスター・プラン協会
案件概要 :
2005年1月4日時点でのインドネシア教育相の見積りでは、スマトラ沖地震・大津波の影響でナングル・アチェ・ダルサラム州にあった4,548校のうち25.3%に相当する1,151校が被害にあっている。州都バンダアチェ、他4地区において95ヵ所の避難キャンプが設置され、多くの児童や教員が同キャンプに滞在している。政府、ユニセフ、その他援助団体からの、アチェ州での津波被災者である子供達の教育上のニーズに応えるための計画も予算もあることは明らかであるが、一方でその計画の履行に時間がかかることも十分に予想される。
現時点(当時)での重大な問題は、できるだけ速やかに子供達が学校へ再び通い始めることができるように緊急の手助けをすることである。 本案件では津波被災地で避難生活を強いられている児童の学業への早期復帰を目指し、およそ2,400人の小学生に対して仮設の学校、及び500人の就学前児童に対して仮設の保育園を設置し、教員の募集及び訓練、教材支給、給食、児童の健康管理を実施する。