実施期間 :
    1992-2000, 2002-2003, 2005
実施場所 :
    西ジャワ州バンドン、ジャカルタ
案件概要 :
インドネシアの都市部においては、人口の急速な増大に伴う住宅不足が深刻化している。その中で中高層集合住宅は限られた土地と既存のインフラを活用しつつ都市住宅需要に応える方策として注目されており、JICAは1993年から1998年を協力期間として、集合住宅建設にかかる適正技術の開発を内容とする技術協力を実施した。
この技術協力ではパサールジュマットに実験住宅を建設し、モニタリング、分析を行い、最終的に技術基準書を作成することを目的としたが、経済危機の影響や実験住宅の完成遅延によりいくつかの項目で活動が終了しなかった。その後、実験住宅が完成に向けて動き出し、本技術協力により前回プロジェクト(1993-1998年)期間内に遂行し得なかったパサールジュマット実験住宅に基づく技術基準の提案書を完成させた。