日本の経済協力(ODA)のしくみ

日本はこれまで、開発途上国に対し、社会や経済の発展を実現するために必要な資金や技術を提供したり、あるいは災害被害を受けた人々を救済するための支援を行うなど、さまざまな形の協力をしてきました。このうち政府が中心となって行う協力を政府開発援助 (ODA: Official Development Assistance) といいます。

有償資金協力(円借款)
有償資金協力(円借款)とは、開発途上国に対し発展の土台となる経済・社会基盤整備に必要な資金を長期・低利のゆるやかな条件で融資する協力形態です。円借款は国際協力銀行(JBIC)により実施されています。

無償資金協力
無償資金協力とは返済義務のない資金を提供する協力をいいます。

技術協力
技術協力とは、開発途上国の「人材育成」を手助けするための協力形態です。それぞれの国が発展していくためには、社会・経済開発の担い手となる「人づくり」が欠かせません。技術協力においては、日本が培ってきた技術や知識を開発途上国の技術者や行政官等へ伝えるため、日本への研修生受け入れ、専門家やボランティアの派遣、機材供与、開発調査、またこれらを組み合わせた「技術協力プロジェクト」等の形態をとって行われています。技術協力は独立行政法人国際協力機構(JICA)により実施されています。

ODAとは
日本の経済協力(ODA)のしくみ
各分野での日本のインドネシアに対する経済協力の紹介
エネルギー分野
運輸分野
農林水産業分野
保健・衛生分野
情報通信分野
ガバナンス分野
防災分野