「中部ジャワ州ボヨラリ県における医療機材整備計画」 引渡し式の実施について ~草の根・人間の安全保障無償資金協力~

令和6年2月14日
式典
式典

 2月14日、中部ジャワ州ボヨラリ県において、日本国政府による草の根・人間の安全保障無償資金協力の支援によって整備した医療機材の引渡し式が行われました。 

 この引渡し式には、日本側から加藤麻早見三等書記官、インドネシア側からバニュブニン・イスラム総合病院ヒラリー・ロスディアニ院長が出席しました。 

 本件は、令和3年12月に当館とバニュブニン・イスラム総合病院の間で署名して実施したものです。ボヨラリ県ングムプラック郡内で唯一産婦人科を有するバニュブニン・イスラム総合病院において、医療機材の不足により、妊産婦らが必要な手術を受けられない状況でした。本事業により、産婦人科用の医療機材を整備することで、年間の手術件数が1,500件、事業実施前の約5倍となりました。

 草の根・人間の安全保障無償資金協力
「中部ジャワ州ボヨラリ県における医療機材整備計画」
 案件の概要:同地において、医療機材の不足により、妊産婦らが必要な手術を受けられない状況にあるバニュブニン・イスラム総合病院に対し、手術台、麻酔器、患者モニター等の産婦人科治療に必要な医療機材を整備するもの。供与額8,837,316円。
医療機材
医療機材
集合写真