令和5年度日本NGO連携無償資金協力署名式の実施
令和6年3月25日
本日、外務省に対して申請された日本NGO連携無償資金協力候補案件の中から、審査を経てインドネシアで実施することが決定された案件について、正木靖駐インドネシア日本国大使と被供与団体代表との間で贈与契約が署名されました。
本プロジェクトは、11村350世帯を対象に持続可能なカカオ栽培の技術研修を行いながら、併せてカカオの生産に必要な設備を整備することにより、小規模農家の収入を向上させ、貧困の削減を目指すものです。
本日署名された案件に関する情報は以下のとおりです
案件名 : 持続可能なカカオの生産ならびに乾燥・発酵施設の建設による小規模農家の貧困削減
申請団体名: 一般社団法人バードライフ・インターナショナル東京
事業地 : スラウェシ島ゴロンタロ州ポフワト県
契約額 : IDR9,227,900,312
概要:
インドネシア最大のカカオ生産地であるスラウェシ島に位置するゴロンタロ州ポフワト県において、カカオの生産から販売までの技術指導や販売促進活動を支援するもの。
当該地域は、生産拡大の余地があるものの、小規模なカカオ農家が多いことから、生産技術の向上や品質管理が出来ていないという問題があった。そこで、今般のプロジェクトにて、11村350世帯を対象に持続可能なカカオ栽培の技術研修を行いながら、カカオの生産に必要な施設を整備することにより、小規模農家の収入を向上させ、貧困の削減を目指す。