令和6年度前期在外公館長表彰受賞者の発表

令和6年4月1日
           [Bahasa Indonesia]

4月1日、正木靖駐インドネシア日本国大使は、長年両国の友好関係や理解促進等に貢献した3個人2団体への令和6年度前期在外公館長表彰授与を決定しました。
 
受賞者は以下のとおりです。(個人・団体、五十音順)
【個人】 ゼンジア・シアニカ・イーザ インドネシア国家公認法廷通訳士・日系企業総合支援コンサルティング会社代表取締役
【個人】ルッシー・ノファリダ・リドワン AGBJI(インドネシア中学校・高等学校全国日本語教師会)会長
【個人】渡邉剛 パレンバン日本人会会長
【団体】インドネシア元日本留学生協会(プルサダ)西ジャワ支部
【団体】オイスカ・インドネシア
 

• ゼンジア・シアニカ・イーザ インドネシア国家公認法廷通訳士・日系企業総合支援コンサルティング会社代表取締役
インドネシア国家公認法廷通訳士として活躍したのち、総合コンサルティング会社経営者として法務・税務の分野で多くの日系企業の当地での活動に貢献。また、ジャカルタ日本祭り等の友好事業を実施するインドネシア日本友好財団(Yayasan Jabat Hati Indonesia Jepang)設立の際には、当地関係者との折衝に尽力し、同財団の設立において重要な役割を担うとともに、設立後も財団員として活動を支え両国の友好交流促進にも貢献。
 
• ルッシー・ノファリダ・リドワン AGBJI(インドネシア中学校・高等学校全国日本語教師会)会長
インドネシア中学校・高等学校全国日本語教師会(AGBJI:Asosiasi Guru Bahasa Jepang Indonesia)の会長として、日本語教育の普及と促進に尽力。日本語学習セミナー、各種コンクールや研修等の様々な活動を通じて日本語教師の能力向上、当地で最も日本語学習者層の厚い中等教育レベルの日本語・日本文化の普及に貢献。
 
• 渡邉剛パレンバン日本人会会長
2014年にパレンバン日本人会会長に就任以来、長年にわたりパレンバン日本人納骨堂の維持・管理に尽力。日本から戦没者遺族関係者等が来訪する際は、納骨堂に案内しているほか、2015年の政府専用機パレンバン空港着陸訓練時には航空自衛隊関係者、2018年のアジア大会開催時にはJOC関係者をそれぞれ納骨堂に案内した。また、2023年末の納骨堂改修工事の際には、改修業者の指導・監督を行うなど、納骨堂の改修に貢献。
 
• インドネシア元日本留学生協会(プルサダ) 西ジャワ支部
日本・インドネシア間の友好関係促進及び西ジャワ州の知日派層の形成に寄与。2002年より、浜松インドネシア友好協会との窓口として、毎年の親善友好ツアーの受入れ等を通じて市民間の交流を深めてきた。また、浜松市経済ミッションによるバンドン市公式訪問の受入れ(2006年)への尽力や、バンドン浜松文化祭の実施、バンドン市と浜松市の都市間交流締結(2014年)における調整役を担うなど、長きにわたる両都市の交流継続に貢献。
 
• オイスカ・インドネシア
2か所(スカブミ及びカランガニアル)における研修センターでの農業研修をはじめ、農村開発、人材育成に関する活動など、農業を通じた活動により、インドネシアにおいて草の根レベルの活動の支援を長年に渡り実施。インドネシアと日本両国の橋渡しとなり、長年にわたる相互理解に貢献。