令和6年度後期在外公館長表彰受賞者の発表
令和6年10月1日
1. 10月1日、正木靖駐インドネシア日本国大使は、長年両国の友好関係や理解促進等に貢献した3個人1団体に対し、令和6年度後期在外公館長表彰授与を決定しました。
2. 受賞者は以下のとおりです。(個人・団体、五十音順)
【個人】小牧 利寿 ヌサンタラ総合研究所代表取締役
【個人】ティネケ・マンダン氏 国費留学生面接官
【個人】ハニー・ウィジャヤ氏 国費留学生面接官
【団体】八千代エンジニヤリング株式会社 ジャカルタ駐在員事務所
・小牧 利寿 ヌサンタラ総合研究所代表取締役
日経新聞東南アジア編集委員として日経連載コラム「私の履歴書」で初の外国元首としてインドネシア・スハルト大統領らASEAN4首脳を担当し、日インドネシア外交関係の理解深化に貢献。2008年には 「日本インドネシア友好50周年友好博覧会」を企画し、ジャカルタで19万人が入場し、50周年行事に大きく貢献。2014年に(株)ヌサンタラ総合研究所を設立し、引き続き日イ間の理解促進に貢献。
・ティネケ・マンダン氏 国費留学生面接官
元国費留学生として、1990年から長年に渡って国費留学生の理学・農学分野の選考に中心的なメンバーとして従事。インドネシア元日本留学生協会(プルサダ)副会長を務めており、同窓会の振興にも貢献。また、日本学生支援機構(JASSO)主催の日本留学フェアでは自身の留学経験をもとにインドネシア人学生からの質問に答えるなど、日本留学の促進に貢献。
・ ハニー・ウィジャヤ氏 国費留学生面接官
元国費留学生として、1990年から長年に渡って国費留学生の理学・農学分野の選考に中心的なメンバーとして従事。当館とインドネシア政府関係者との関係構築に自ら貢献するなど、日本、インドネシア政府間の教育協力の促進にも寄与。また、北海道大学インドネシア同窓会会長を務めており、ボゴール農科大学が北海道大学総長をゲストスピーカーとして招聘したイベントでも大学間交流の促進に貢献。
・八千代エンジニヤリング株式会社 ジャカルタ駐在員事務所
インドネシアで頻発する火山噴火等に対し、1985年以降、火山砂防基本計画の策定や砂防設備の計画・設計等の防災対策に従事。2015年のアンボン天然ダム、2016年のシナブン火山噴火、2022年のチアンジュール地震などの大規模土砂災害の際、現地政府の求めに無償で相談に応じ、現地への防災支援と日本の砂防技術に対する信頼を高めることに貢献。また、天皇陛下インドネシア御訪問に際し、プルイット排水機場や砂防技術センターの御視察においても尽力し、日本の経済協力の発信に大きく貢献。