日・インドネシア外相電話会談
令和6年10月31日
10月31日12時45分から約30分間、岩屋毅外務大臣は、スギオノ・インドネシア共和国外務大臣（H.E. Mr. Sugiono, Minister for Foreign Affairs of the Republic of Indonesia）と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岩屋大臣から、プラボウォ政権の発足とスギオノ外務大臣の就任に対する祝意を述べるとともに、両国は、基本的な価値や原則を共有する「包括的・戦略的パートナー」であり、両国関係を更に発展させるべく、同外務大臣と緊密に連携していきたい旨述べました。これに対し、スギオノ大臣からは、大統領就任式への高村正彦特派大使派遣に対する謝意があり、その上で、日本との強固なパートナーシップを一層発展させていくことを期待しており、貴大臣と協力していきたい旨述べました。
- 二国間協力に関し、岩屋大臣から、インフラや気候変動対策、エネルギーといった分野に加え、新政権が重視する給食といった新しい分野についても協力を進めたい、また、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向け、インドネシアとの連携を重視しており、安全保障分野での協力も更に進めたい旨述べました。これに対し、スギオノ外相からは、給食を含めた幅広い分野における日本の協力に謝意があり、両外相は、両国関係を一層強固なものとすべく連携していくことを確認しました。
- 両外相は、本日の北朝鮮によるICBM級弾道ミサイル発射を含む北朝鮮情勢や東シナ・南シナ海情勢を始めとする地域・国際情勢についても意見交換を行い、緊密に協力していくことを確認しました。