令和6年秋の叙勲
令和6年11月3日
令和6年11月3日、日本政府は、令和6年秋の叙勲に際し、日本とインドネシアの関係増進に寄与した功績を称え、以下の3名に対して、勲章を授与することを発表しました。
1. ディポ・アラム 氏(旭日重光章)
(主要経歴)元 内閣官房長官
(功労概要)日本・インドネシア間の関係強化及び友好親善に寄与
(対日功績)同人は、平成22年から平成26年にかけて、第二期ユドヨノ政権において内閣官房長官を務め、事前の綿密な準備により両国間の要人往来を成功に導いたほか、日本企業のインドネシアにおける円滑な活動を支援するなど、日インドネシア関係の促進に貢献した。
2. ムハンマド・ハッタ・ラジャサ 氏(旭日重光章)
(主要経歴)元 経済担当調整大臣
元 国家官房長官
(功績概要)経済分野における日本・インドネシア間の関係強化に寄与
(対日功績)同人は、平成21年から平成26年にかけての第二期ユドヨノ政権において経済担当調整大臣を務め、ジャカルタ首都圏投資促進特別地域マスタープランの作成に向けイニシアティブを発揮し、投資環境改善を通じた日系企業の投資促進に尽力したほか、日インドネシア閣僚級経済協議の立ち上げを主導するなど、経済分野における日インドネシア関係の促進に貢献した。また、日インドネシアEPAについて、両国の間のEPAをより深化させるための方策について、運用見直しに向けた機運を醸成した。
3. ブディ・カルヤ・スマディ 氏(旭日重光章)
(主要経歴)現 運輸大臣(※受章内定時点)
(功績概要)運輸分野における日本・インドネシア間の関係強化に寄与
(対日功績)同人は、平成28年から令和6年にかけての第一期・第二期ジョコ政権において運輸大臣を務め、ジャカルタMRT南北線の開業、パティンバン港自動車ターミナルの開業、ブカシ自動車認証試験場の整備、着工式を令和6年9月に実施したMRT東西線の推進など、日インドネシアの経済協力を象徴する案件を結実しており、運輸分野における日本との経済協力関係の発展に大きく貢献した。