ボゴール赤十字病院への人工呼吸器の引き渡し式

令和6年11月28日
           [Bahasa Indonesia]

11月28日、永井次席公使は、ボゴール赤十字病院への人工呼吸器の引き渡し式に出席しました。本引き渡し式は、アジア欧州財団(ASEF)と国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)との間の感染症対策支援に関するパートナーシップに基づき、インドネシアを含むASEM参加国5カ国を対象とした医療物資の備蓄事業の一環で実施されたもので、日本政府は本備蓄事業の実施のために1,000万米ドル(インドネシアに対しては約180万米ドル)を拠出しています。
 

今般、ボゴール赤十字病院に対し、本事業に基づく最初の医療物資として、10億ルピア相当の人工呼吸器4台が引き渡されました。これにより、同病院を中心とした赤十字病院全体でのCOVID-19やその他の感染症に対し効果的に対処する準備につながり、インドネシアにおけるパンデミック発生時の迅速な対処の一助になるものと考えられます。本事業に基づく医療物資の備蓄は今後も継続され、更なる感染症対処能力の向上が期待されます。
 
日本政府は、今後も国際保健分野において貢献し続けていきます。