「東ヌサ・トゥンガラ州クパン市救急車及び医療サービス用車両整備計画」 引渡し式の実施について
~ 草の根・人間の安全保障無償資金協力 ~
令和8年2月24日
2月24日、東ヌサ・トゥンガラ州クパン市マウラファ郡ベロ町において、日本国政府による草の根・人間の安全保障無償資金協力の支援によって整備された日本製の救急車等の引渡し式が行われました。
この引渡し式には、日本側から大道拓馬二等書記官、インドネシア側から、セイント・カロルス・ボロメウス病院のアリヤンティ・ユスニタ代表、エリザベート・グロイターズ財団のブラシン・クリストフォルス代表ほかが出席しました。
本事業は、令和6年3月に当館とセイント・カロルス・ボロメウス病院との間で署名し、実施したものです。
プロジェクト実施前、セイント・カロルス・ボロメウス病院は、マウラファ郡の中核病院として地域の医療に長年貢献してきました。しかしながら、近年、これまで病院で使われてきた2010年製の救急車と1999年製の医療サービス用車両は、それぞれ経年劣化により故障が頻発するようになり、救急搬送や巡回診療を適切に行うことが難しい状況でした。
そうした状況を改善するべく、本事業では日本政府が供与した資金約7億ルピアを用いて、セイント・カロルス・ボロメウス病院が新たに日本製の救急車1台及び医療サービス用車両1台を整備しました。その結果、救急車は従来の約20倍となる、約2,800人の患者の救急搬送に、医療サービス用車両は約600人の患者への巡回診療に活用され、新たに整備された日本製の車両は、地域の医療サービスの質の改善に役立てられることになります。
インドネシアの人々が抱える課題をインドネシアの人々と共に解決していくこのような取組は、日尼関係の更なる強化に繋がることが期待されます。
草の根・人間の安全保障無償資金協力
「東ヌサ・トゥンガラ州クパン市救急車及び医療サービス用車両整備計画」
案件概要:東ヌサ・トゥンガラ州クパン市のセイント・カロルス・ボロメウス病院において、救急車1台及び医療サービス用車両1台を整備することにより、救急救命・搬送体制及び遠隔地を含めた巡回診療体制や患者送迎サービスの向上を図り、もって同地域住民への医療サービスの質の向上を図るもの。供与限度額6,670,530円。
在インドネシア日本国大使館では、草の根・人間の安全保障無償資金協力への申請を通年で受け付けております。詳しい要件や申請方法等は、以下のウェブページをご覧ください。
(インドネシア語)
https://www.id.emb-japan.go.jp/oda/id/projects/grassroot/odaprojects_grassroot_application.htm
(日本語)
https://www.id.emb-japan.go.jp/oda/jp/projects/grassroot/odaprojects_grassroot_application.htm
※申請される方は、プロポーザルをEメールで大使館に直接お送りください。