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在インドネシア日本国大使館
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プレスリリース




平成29年10月12日掲載

「タンゲラン及びブカシにおける車いす利用者のためのバリアフリー環境改善計画」引渡し式の実施について
-平成28年度草の根・人間の安全保障無償資金協力-




1.10月11日、西ジャワ州ブカシ県において、日本国政府による草の根・人間の安全保障無償資金協力の支援によって改修・整備した特別支援学校等の引渡し式が行われました。この引渡し式には、日本側から安藤重実在インドネシア日本国大使館参事官、亀苔武之デンソー・インドネシア社長及び川田和男郵船ロジスティクス・インドネシア会長 、インドネシア側からアグス・スティアワン・アジア車いす交流センターインドネシア(WAFCAI)評議員等が出席しました。
2.本件は、本年3月に日本国政府とWAFCAIの間で署名が行われ、日本国政府より同団体に対して829,698,800ルピアを供与した草の根・人間の安全保障無償資金協力「タンゲラン及びブカシにおける車いす利用者のためのバリアフリー環境改善計画」により実施されたものです。
  本計画では、西ジャワ州タンゲラン及びブカシに位置する特別支援学校2校(公立ブカシ県特別支援学校、ダルル・ムフシニン特別支援学校)及び障がい者支援施設2カ所(サヤップ・イブ財団バンテン支部、クベ・プンダ・グループ)において、バリアフリー環境を改善するため校舎・施設のトイレや通路等の改修・整備を行いました。また、株式会社デンソー、株式会社豊通オールライフ及び郵船ロジスティクス株式会社の協力の下、同校・施設に対し日本製車いすを提供し、さらに、特別支援学校の生徒・教師・保護者・近隣の車いす利用者及びその家族に対するバリアフリー設備の使用法や障がい者ケアに関する講習、障がい者支援施設のスタッフに対する車いすのメンテナンス講習等を実施します。
3.この協力によって、当該特別支援学校の生徒や障がい者支援施設の利用者の生活環境が改善されるとともに、事業実施地域において、障がい者も暮らしやすい社会づくりへの理解が深まることが期待されます。