広報文化大使館ニュース |
平成29年11月27日掲載 日本・インドネシア国交樹立60周年記念ロゴマーク
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まず、私の作品が日・インドネシア国交樹立60周年ロゴに選ばれたことに対し、神に感謝します。また、両親からの支えに、心から感謝します。先生、友人、家族、そして、私が可能性を発掘することができた愛すべき母校であるンガウィ第二高校に感謝します。ロゴ選考に関わった皆様におかれましては、私の様な若者が才能と熱意を投じ、夢を叶える機会を与えて下さったことに感謝します。更に、私とインドネシアの若者への励ましをエッセイに綴って下さった石井大使に感謝します。このような名誉ある表彰をいただき、この場に来られたことに、感謝の気持ちで一杯です。 私が作成したロゴの中で、形や色といった表現の観点から、歴史的その他の観点から適切でない箇所があれば、お詫びします。しかし、国際的かつ公けのロゴの大会に参加することは、高校生に過ぎない私にとって、とても重い挑戦でした。幼い頃から日本を夢見た一人の高校生が魂を込め、夢と魂が一つの作品として結実しました。 もう一つの挑戦は、この大会が、二つの国に関するものである、ということでした。二つの国の関係について、私の頭には沢山の考えが浮かびました。そして、このロゴの案が閃いたのです。作品を作り始めた頃から、指標にしていたのが「頑張る」という言葉でした。頑張ることは、日本とインドネシアの関係を結びつける鍵であると考えたからです。筆で描いた質感は荒々しいですが、瑞々しく、頑張ることを描いています。華やかで、かつ、素朴です。ワヤンと桜は、インドネシアと日本は、沢山の違いと文化の多様性があり、そのことが美しさを生み、私達が一緒に成長していかなければならない、ということを表しています。 インドネシアと日本の絆が、国民の生活を良くするために、そして世界の平和を守るために、より強まっていくことを祈念します。私は、本日いただいた表彰が、若者を励まし、日本とインドネシアが国交樹立100年を祝う頃には、将来を担う世代として、自分たちの出番になっていることに気付くきっかけになることを期待します。 本日の機会に改めて感謝します。 |