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在インドネシア日本国大使館
Embassy of Japan in Indonesia



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平成29年11月27日掲載

日本・インドネシア国交樹立60周年記念ロゴマーク
(授賞式の開催)




日本・インドネシア国交樹立60周年記念ロゴマークにつきましては、11月12日、マニラにおける日・インドネシア首脳会議で発表されましたが(http://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sea2/id/page4_003440.html)、11月23日に、日本大使館において、日本・インドネシア国交樹立60周年記念ロゴマーク授賞式を開催しました。その概要は、以下のとおりです。

2018年に日本とインドネシアが国交樹立60周年を迎えるにあたり、両国の友好の象徴となるロゴマークを作成するために、本年7月下旬から9月下旬にかけて、日本とインドネシアにおいてロゴマークの公募を実施したところ、469通の応募がありました。両国において厳選な選考を実施し、東ジャワ州の高校生、クリスナ・セトヤ・ウィラタマさんの作品が最優秀賞に選ばれました。また、ラッフィ・シドゥキ・ファウザンさん及びイェッシイ・アメリア・マノポさんが優秀賞を、そして、加藤春花さん、レティシア・カトラさん及びリッチー・リカエルさんがジュニア優秀賞を受賞されました。

授賞式には、6名の受賞者の皆様が出席し、石井大使から表彰状が授与されるとともに、各スポンサー企業から、副賞が手渡されました。

最優秀賞を受賞したクリスナ・セトヤ・ウィラタマさんは、授賞の挨拶において、幼い頃から日本を夢見ており、今般の受賞が自分を含めた、将来の両国を担う若者にとっての大きな励ましになったと述べました。(クリスナさんの挨拶全文はこちら )。








クリスナ・ウィラタマさんの受賞スピーチ
まず、私の作品が日・インドネシア国交樹立60周年ロゴに選ばれたことに対し、神に感謝します。また、両親からの支えに、心から感謝します。先生、友人、家族、そして、私が可能性を発掘することができた愛すべき母校であるンガウィ第二高校に感謝します。ロゴ選考に関わった皆様におかれましては、私の様な若者が才能と熱意を投じ、夢を叶える機会を与えて下さったことに感謝します。更に、私とインドネシアの若者への励ましをエッセイに綴って下さった石井大使に感謝します。このような名誉ある表彰をいただき、この場に来られたことに、感謝の気持ちで一杯です。

      私が作成したロゴの中で、形や色といった表現の観点から、歴史的その他の観点から適切でない箇所があれば、お詫びします。しかし、国際的かつ公けのロゴの大会に参加することは、高校生に過ぎない私にとって、とても重い挑戦でした。幼い頃から日本を夢見た一人の高校生が魂を込め、夢と魂が一つの作品として結実しました。

      もう一つの挑戦は、この大会が、二つの国に関するものである、ということでした。二つの国の関係について、私の頭には沢山の考えが浮かびました。そして、このロゴの案が閃いたのです。作品を作り始めた頃から、指標にしていたのが「頑張る」という言葉でした。頑張ることは、日本とインドネシアの関係を結びつける鍵であると考えたからです。筆で描いた質感は荒々しいですが、瑞々しく、頑張ることを描いています。華やかで、かつ、素朴です。ワヤンと桜は、インドネシアと日本は、沢山の違いと文化の多様性があり、そのことが美しさを生み、私達が一緒に成長していかなければならない、ということを表しています。

      インドネシアと日本の絆が、国民の生活を良くするために、そして世界の平和を守るために、より強まっていくことを祈念します。私は、本日いただいた表彰が、若者を励まし、日本とインドネシアが国交樹立100年を祝う頃には、将来を担う世代として、自分たちの出番になっていることに気付くきっかけになることを期待します。

      本日の機会に改めて感謝します。