広報文化大使館ニュース |
平成30年3月16日 シンポジウム「インドネシアにおける気候変動適応イニシアティブ」への本清次席の出席
3月5日,日本の環境省とインドネシアの国家開発企画庁(BAPPENAS)の共催により,シンポジウム「インドネシアにおける気候変動適応イニシアティブ」が開催され、当館から本清耕造次席が出席しました。
環境省とBAPPENASは、2016年3月に気候変動適応に関する協力意向書(LOI)に署名し、気候変動への適応分野、すなわち気候変動によって引き起こされる災害や食料生産への影響等に対処するための協力を実施してきました。本シンポジウム開会に当たって、協力意向書(LOI)の第二フェーズがゲルウィンBAPPENAS副長官、高橋康夫環境省地球環境審議官によって署名され、本協力の継続・発展が確認されました。 本清次席は、冒頭挨拶において、気候変動対策分野での二国間協力の歴史、現在インドネシア国内で進められている日本の省エネルギー・再生可能エネルギー技術の導入等について紹介しつつ、日尼国交60周年となる本年を期に、今後ますます重要となる気候変動対策において両国の協力が進展することを期待する旨述べました。 その後のシンポジウムでは、気候変動適応分野における協力内容の共有、インドネシアにおける適応政策の課題と計画の共有、日本とインドネシアの学術研究者による最新の気候変動適応研究の成果の共有が行われました。
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