平成30年7月19日
「西ヌサ・トゥンガラ州東ロンボク県ジェロワル郡における助産施設の建設及び母子保健向上計画」引渡し式の実施について --- 平成28年度草の根・人間の安全保障無償資金協力---
1.7月18日、西ヌサ・トゥンガラ州東ロンボク県ジェロワル郡において、日本国政府による草の根・人間の安全保障無償資金協力の支援によって建設した母子保健環境の向上を目的とした助産施設の引渡し式が行われました。この引渡し式には、日本側から吉田一穂在インドネシア日本国大使館二等書記官、インドネシア側からサハブディンロンボク県経済開発地域幹事補佐及びヌル・アフマッド・ヤニ人的資源開発研究センター代表等が出席しました。
2.本件は、平成29年3月に日本国政府と人的資源開発研究センターの間で署名が行われ、日本国政府より同団体に対して1,220,950,300ルピアを供与した草の根・人間の安全保障無償資金協力「西ヌサ・トゥンガラ州東ロンボク県ジェロワル郡における助産施設の建設及び母子保健向上計画」により実施されたものです。
西ヌサ・トゥンガラ州ジェロワル群では、多数の妊婦・乳児数に対し、既存の助産施設は面積・機材とも不足していました。今回のプロジェクトでは、助産施設1棟の建設と医療機材及び備品の整備と併せて、臨時保健所の保健ボランティア及び乳幼児を持つ母親に対する研修・指導等を実施することで、母子保健環境の向上を図ったものです。
3.この協力によって、妊婦・乳幼児が適切な医療行為を受けられるようになり、ジャロワル群ひいては東ロンボク県において、母子保健環境が向上することが期待されます。
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