広報文化大使館ニュース |
平成30年12月18日 JENESYS2018によるイスラム社会団体の青年およびイスラム大学生・若手研究者の訪日(合同壮行会の実施)(1) 日本国政府は、日本とインドネシアのイスラム関係者との相互理解を深め、また二国間の青少年の交流を深めることを目的に、イスラム社会団体のナフダトゥール・ウラマ(NU)およびムハマディア所属の青年18名、そしてイスラム大学生・若手研究者の9名、計27名を、JENESYS2018プログラムにより、12月11日から日本に招へいしています。 (2) ナフダトゥール・ウラマ(NU)とムハマディアに所属する18名は、12月11日から12月18日まで東京都および宮城県に滞在します。イスラム大学生・若手研究者の9名は、12月11日から12月18日まで東京都および栃木県に滞在します。日本の社会や文化への理解を深めるため、東京都内で講義を聴講した後、地方自治体表敬、教育機関における交流や意見交換を行います。また,歴史的建造物の視察やホームステイ等を通じて日本の魅力に直接触れます。 日本・インドネシア友好60周年である本年クララ・ユウォノ氏の功績をたたえるとともに,今後の一層の協力と二国間関係の強化を目的として,外務大臣表彰が贈呈されました。 (3) 12月10日、在インドネシア日本大使館において、本件訪日招へい者への合同壮行会が開催され、訪日するイスラム社会団体青年ら、イスラム大学生・若手研究者の他、小野次席公使、竹山広報文化部長、田子内政務部長他が出席しました。 (4) 小野次席公使は、両国の関係を推し進めていく上で、相互理解が強い友好関係を築くための礎であること、招へいプログラム参加者が、日本で社会、文化、生活習慣に直接触れることで、新しい経験を得、理解を深めることを期待する旨の挨拶を行いました。参加者の代表者からは、招へいプログラムへの謝意と、今回の訪問で得られた経験をインドネシア帰国後に広く共有していきたい旨の挨拶がありました。 (5) この招へいを通じて、インドネシアのイスラム関係者の日本社会及び文化への理解が深まり、日本とインドネシアとの相互理解と友好関係が一層促進されることが期待されます。 (6) なお、JENESYSプログラムによるナフダトゥール・ウラマ(NU)とムハマディアに所属する青年の招へいは今年度で3回目、イスラム大学生・若手研究者の招へいは今年度で2回目です。
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