広報文化プレスリリース |
令和2年4月29日 令和2年春の叙勲
令和2年4月29日,日本政府は,令和2年春の叙勲に際し,日本とインドネシアの関係増進に寄与した功績を称え,以下の3名に対して,勲章を授与することを発表しました。
1. アハマド・ヤジディ 氏(旭日中綬章) (主要経歴) 元教育文化省中等教育総局長 (功績概要) 教育分野における日本・インドネシア間の関係強化に寄与 (対日功績) インドネシア共和国教育文化省中等教育総局長として,平成26年に国際交流基金アジアセンター事業として開始された「日本語パートナーズ」プログラムにおいて,インドネシアへの日本人派遣事業の創設に尽力。また,スラバヤ工科大学教授として,国際協力機構(JICA)による人材育成事業への中心的参画を通じて,インドネシア高等教育における日本式工学教育の普及促進に貢献。 2. 白石康信 氏(旭日双光章) (主要経歴) 全日系中小企業連合会(SMEJ)名誉会長 (功績概要) 日本・インドネシア間の経済交流の促進に寄与 (対日功績) 全日系中小企業連合会(SMEJ)を設立し、SMEJ会長として進出日系企業のうち特に当地での基盤が弱い中小企業の支援・育成に尽力した。SMEJは、当地中小企業を支える中心的な団体となり,日本とインドネシアの経済交流の発展に大きく寄与した。また、「インドネシアふるさと創生財団」も設立し、草の根の視点から「インドネシア人の生活を少しでも豊かに」を基本理念とし、貧困層や難病患者への福利厚生に係る支援や環境保護、日本・インドネシア間の文化交流促進への活動を行い、両国の友好関係の促進に大きく寄与した。 3. スギハルト 氏(瑞宝単光章) (主要経歴) 元在インドネシア日本国大使館現地職員 (功績概要) 日本国在外公館活動に寄与 (対日功績) 1984年から2004年まで,在インドネシア日本国大使館現地職員として勤務。天皇陛下や歴代総理の来訪に際し,インドネシア政府との連絡調整役として,我が国要人往来の成功に多大な貢献を果たした。 |