広報文化プレスリリース |
令和3年9月10日掲載 海上保安政策プログラム同窓生討論会の開催
9月9日、海上保安庁による海上保安政策プログラム(MSP:Maritime Safety and Security Policy Program)の同窓生を中心としたオンライン討論会が開催され、同プログラムの修了生である当館職員1名とインドネシアの海上保安機関職の職員3名が参加しました。
本プログラムは、海上保安庁と政策研究大学院大学(GRIPS)が連携した、アジア各国の海上保安機関の初級幹部職員を対象とした世界初の海上保安分野の専門家を育成するための修士課程です。 討論会を通じて、MSP同窓生は、インド太平洋という広大な地域において、法の支配に基づく国際秩序の維持・強化は一国で実現できるものではなく、法の支配や航行の自由といった普遍的な考え方を各国が共有し、協力して対応していくこと及びそれらを担っていくリーダーとなる職員の人材育成の重要性を確認しました。 このような私達の緊密な海上安全保障協力が自由で開かれたインド太平洋を促進し、インド太平洋地域の平和、安定、繁栄に大きく貢献することを願っています。
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