広報文化プレスリリース |
令和3年9月17日掲載 令和3年度外務大臣表彰受賞を記念する金杉大使と折下定夫氏とのオンライン面談の実施
1. 9月17日、折下定夫(おりしも・さだお)氏の令和3年度外務大臣表彰受賞を記念し、金杉憲治駐インドネシア大使と折下氏との間でオンライン面談が実施されました。
2. 折下氏は、1978年から2012年までジャカルタ漁港の建設・改修に関わるとともに、漁港訪問者の案内や講演・執筆活動、漁港見学支援等ボランティアでの活動を通じ、我が国の優良なODA事業の実施及び理解促進、そして日・インドネシア間の友好親善に現在まで貢献されています(写真は過去のジャカルタ日本人学校生徒の漁港見学の様子)。 3. ジャカルタ漁港は我が国のODAで建設された、年間水産物取扱量約20万トン、操業企業300社以上、漁船数約1,500隻を誇るインドネシア最大の漁港です。また魚市場や水産加工施設の他、遊歩道等レクリエーションの機能も有する、世界でも最大級の複合施設でもあります。 4. 面談において折下氏は、日本のODA事業のひとつとして、加工・流通を含む漁業全体の発展に貢献するジャカルタ漁港をより多くの日本人に知って欲しいと話されました。また、海洋大国として日本とインドネシアは歴史的に密接な関係を持っており、衛生面や資源管理面でインドネシアの漁港の水準をさらに高めるべく、日本の技術と知恵でこれからも協力を続けていきたい旨述べられました。
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