広報文化プレスリリース |
令和4年6月26日 日本とユニセフがインドネシアでワクチン保管容量を強化
日本政府とユニセフは、インドネシア国内で新型コロナウイルスワクチンの保管と配送を支援するため、本日、保健省に300台のワクチン保管用冷蔵庫を譲渡しました。
ワクチン保管用冷蔵庫は7州と27郡の34か所のワクチン保管センターへ届けられ、ワクチンの保管容量を増強させる予定です。 この供与は、2億3460万人が新型コロナウイルスへの免疫力をつけるために、インドネシアで進行中のキャンペーンを支援する、日本のより広範な取組の一環です。 金杉憲治在インドネシア日本国大使は、「広大な群島国家であるインドネシアにとって、全国で新型コロナウイルスワクチンの接種を確実に実施することは課題である。ユニセフとのパートナーシップによる本日の300台のワクチン保管用冷蔵庫の供与は、国の隅々までワクチン接種を行うインドネシアの取組への日本の『ラスト・ワン・マイル支援』の一環である。この高品質なコールドチェーン機材は脆弱な人々がワクチンを接種するのを助け、インドネシアの保健システムを強化することにも資する。」と述べました。 日本政府は、ワクチンを安全に保管するためのウォークイン・コールドルーム50台や正確な温度でワクチンを確実に保管するための遠隔温度モニタリング装置を含む、様々なコールドチェーン機材をインドネシアに供与することにコミットしてきました。 日本は、コールドチェーン機材の操作とメンテナンスを行う政府職員や医療従事者の研修も支援する予定です。 ロバート・ガス・ユニセフ代表代行は、「日本の支援により、より多くのワクチンを安全かつ公正にインドネシア全土へ配布することが可能となり、子供やその家族による新型コロナウイルスワクチンへのアクセスが改善される。コロナ禍が始まって以降、最も脆弱な者を含む子供たちに対するパンデミックの影響に取り組む中で、日本は極めて重要なパートナーであり続けた。」と述べました。 日本は、インドネシアにおける子供の教育、健康と福利へのコロナ禍の影響を軽減するためにユニセフを支援し続けています。これには、パプア州と南スラウェシ州で子供たちの学習、健康、心理社会、水、衛生管理のニーズに取り組む「学習への安全な復帰プログラム」や、南スラウェシ州、パプア州、東ヌサトゥンガラ州において、5~8歳の脆弱な子供たちが幼児期開発サービスを安全に利用するのを支援するよう設計されたプログラムも含まれています。 |