7月19日、パプア州ビアク・ヌンフォル県において、日本国政府による草の根・人間の安全保障無償資金協力の支援によって整備した、小学校校舎の引渡し式が行われました。
この引渡し式には、金杉憲治駐インドネシア日本国大使、カルビン・ビアク・ヌンフォル県副知事、アンジェリナ・テオドラ ワハナ・ビシ・インドネシア代表等が出席しました。
本件は、平成30年3月に当館とワハナ・ビシ・インドネシアの間で署名して実施したものです。同地のアンパル小学校は、校舎の老朽化による床の亀裂や雨漏り、さらに故障等が原因でトイレの数が不足しているなどの問題がありました。本事業で学校校舎、トイレや学校備品等を整備することで、生徒の学習環境向上が期待されます。
草の根・人間の安全保障無償資金協力
「パプア州ビアク島における小学校改修計画」 案件の概要:
同地において、老朽化しているアンパル小学校の3校舎を改修し、同校のトイレ4室を拡充するとともに、机・椅子等の学校備品を整備するもの。併せて、教育水準向上のため、教員や保護者に対して、教育の重要性や効果的な指導方法等に関するセミナーも開催した。供与額9,969,190円。