広報文化プレスリリース |
令和4年8月4日 令和4年度外務大臣表彰(インドネシア)
8月4日、日本国外務省は令和4年度外務大臣表彰受賞者を発表しました。
当館推薦の個人2名が、その功績により外務大臣表彰を受賞されました。受賞者には、表彰状が贈られます。 ・バンバン・ウィバワルタ インドネシア大学人文学部教授 森鴎外や芥川龍之介の書籍をインドネシア語に翻訳するなど、インドネシアにおける日本文化研究の第一人者であるバンバン氏は、我が国の無償資金協力により建設されたインドネシア大学日本研究センター長に40歳の若さで就任しました。センター長在任中は、同センターの持続的運営のため、民間企業からの出資を募ることで新たな書籍を購入するとともにオンライン検索システムや視聴覚機器を新たに導入し、附属図書館の機能強化を実現しました。また、イベントを数多く実施することで、日本研究のプレゼンス向上に努められました。 ・ヒクマハント・ジュワナ インドネシア大学法学部教授 同教授は、インドネシアの国際法の権威であり、当館関係者に対して地域における課題等につき有益な知見を提供するなど、当館の外交政策検討において貢献したほか、同教授の協力の下、インドネシア大学が主体となって海洋に関するワークショップを成功裏に実施したこと等を通じて我が国が重視する「自由で開かれたインド太平洋」に関するインドネシア人の理解促進に大きく寄与しました。 外務大臣表彰は、多くの方々が国際関係の様々な分野で活躍し、我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で、特に顕著な功績のあった個人および団体について、その功績を称えるとともに、その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としています。 |