広報文化プレスリリース |
令和4年10月11日 アジア海賊対策地域協力協定(ReCAAP)情報共有センター(ISC)による能力構築エグゼクティブ・プログラムの実施
9月27日及び28日、アジア海賊対策地域協力協定(ReCAAP)情報共有センター(ISC)は、締約国及びインドネシア、マレーシアの海上法執行機関等職員を対象として、能力構築エグゼクティブ・プログラムの研修をオンライン形式で実施しました。
第5回目となる今回の研修では、海賊及び海上武装強盗に効果的に対処するにあたり各沿岸国の国内及び沿岸国間の関係者の協力・連携及び法制度が重要との認識に基づき、「地域の関係者の関与と国際協力のメカニズム」及び「海賊及び海上武装強盗対処のための法制度」がテーマとなりました。 我が国は、アジアの海賊・海上武装強盗の問題に対処するための地域協力促進の法的枠組みであるReCAAPの策定を主導し、主要な拠出国として、ISCによる締約国の能力向上のための事業を支援してきました。ISCや沿岸国の尽力も背景に、アジアの海賊等事案数はピーク時と比較して減少している一方で、我が国の重要なシーレーンであるシンガポール海峡における軽微な事案の増加が懸念されています。我が国として、アジアの海の安全に対するISCの貢献に感謝を伝えるとともに、ReCAAPの枠組みを活用し、関係国と協力しつつ、アジアの海賊・海上武装強盗対策において引き続き主導的役割を果たしていく姿勢を伝えました。 今回の研修プログラムは、参加各国の海上法執行分野の知見や能力の向上及び地域の連携・協力関係促進に資することで、インド太平洋における自由で開かれた海洋秩序の維持・強化に役立つことが期待されます。 【日本語ホームページ】https://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/msp/page24_001947.html 【英語ホームページ】https://www.mofa.go.jp/fp/msp/page24e_000377.html 【日本語Twitter】https://twitter.com/MofaJapan_jp/status/1577191245809844224 【英語Twitter】https://twitter.com/MofaJapan_en/status/1577191504841674753
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