広報文化プレスリリース |
令和5年9月15日 令和5年度後期在外公館長表彰受賞者の発表
1.9月15日、金杉憲治駐インドネシア日本国大使は、長年両国の友好関係や理解促進等に貢献した8個人への令和5年度後期在外公館長表彰授与を決定しました。
2.受賞者は以下のとおりです。(個人、五十音順) 【個人】伊藤ふさ美 異文化伝統工芸交流協会(CCAA)代表理事 【個人】窪木靖信 インドネシア教育振興会代表理事 【個人】須田和代 氏 【個人】故中野千恵子 スルヨララス・ジュパン代表/Sarasa編集長 【個人】沼澤麗 氏 【個人】ファディラ・ハシム インドネシア・スマラク教育財団理事長 【個人】ボニー・トリヤナ 歴史家、Historia.id 創設者•上級編集委員 【個人】マリコ・スルヤント 氏 ・伊藤ふさ美 異文化伝統工芸交流協会(CCAA)代表理事 インドネシア伝統染色バティックの復興事業や女性雇用創出事業等、インドネシア文化を日本に紹介する交流事業だけではなく、公益事業にも取り組み、バティックを通じたインドネシアと日本の相互交流に貢献。 ・窪木靖信 インドネシア教育振興会代表理事 インドネシア教育振興会が設立したインドネシア・スマラク教育財団の運営する幼稚園、小学校での環境教育及び教員研修を通じ、日インドネシア両国の子供たちの友好関係促進に寄与。インドネシアにおける「離島でのデジタル教材と日本式授業研究を活用したSDGs環境教育支援プロジェクト」等を実施。 ・須田和代 氏 長年にわたり、日本からの要人往来やJICAプロジェクトなど様々な機会におけるインドネシア語通訳を担当。幅広い分野やレベルでの通訳を通じて、日本とインドネシアの協力関係の強化に寄与。 ・故中野千恵子 スルヨララス・ジュパン代表/Sarasa編集長 インドネシアの伝統音楽であるジャワガムラン楽団「スルヨララス・ジュパン」を主宰し、ガムランを通じたインドネシアと日本の相互交流に貢献。また、インドネシア情報誌「Sarasa」の編集長として、在留邦人向けに当地の生活情報等を発信するとともに、ライターとして様々な媒体でインドネシアの文化を発信。2022年7月逝去。 ・沼澤麗 氏 長年にわたり、日本からの要人往来やJICAプロジェクトなど様々な機会におけるインドネシア語通訳を担当。幅広い分野やレベルでの通訳を通じて、日本とインドネシアの協力関係の強化に寄与。また、ジョグジャカルタ特別州で留学する日本人学生をサポート。 ・ファディラ・ハシム インドネシア・スマラク教育財団理事長 インドネシア教育振興会により設立されたインドネシア側財団で幼稚園、小学校を運営し、環境教育及び教育研修を通じて、日インドネシア両国の子供たちの友好関係促進に寄与。インドネシア教育振興会とともに、インドネシアにおける「離島でのデジタル教材と日本式授業研究を活用したSDGs環境教育支援プロジェクト」等を実施。 ・ボニー・トリヤナ 歴史家、Historia.id 創設者•上級編集委員 歴史家及びHistoria.id 創設者•上級編集委員として、戦前の日本も含めた日インドネシア交流の歴史への理解促進に貢献。残留日本兵の独立戦争への参加に焦点を当て、福祉友の会によるドキュメンタリー映画「Serdadu yang tak Kembali」の脚本・製作を担当、国営放送TVRIで上映された。また、独立宣言文起草博物館での展示会「赤道直下の桜」の開催にも尽力した。 ・マリコ・スルヤント 氏 元残留日本兵の子孫の相互扶助組織「福祉友の会」の再興に尽力し、同会の日系3世や4世の若い世代を対象とした支援活動により同会の活動存続に貢献したほか、小倉みゑ氏らの援助により同会が設立した日本語学校『ミエ学園』の基金責任者として、当地の日本語教育に寄与した。インドネシア人男性の夫を持つ日本人女性の会『ひまわり会』の共同創設者としても、日インドネシア友好関係に寄与した。 |