広報文化プレスリリース |
令和5年12月13日 「マルク州中部マルク県アンペラ村におけるクリニック改修計画」 引渡し式の実施について -草の根・人間の安全保障無償資金協力-
12月13日、マルク州中部マルク県において、日本国政府による草の根・人間の安全保障無償資金協力の支援によって整備された、改修・増築されたクリニック及びクリニック備品の引渡し式が行われました。
この引渡し式には、日本側から八幡浩紀参事官、インドネシア側からウクワ・マソヒ財団ダルノ・ユスフ・ムルヨノ代表が出席しました。 本件は、令和元年12月に当館とウクワ・マソヒ財団の間で署名して実施したものです。ウクワ・マソヒ財団の運営するウクワ・マソヒ・クリニックは、州都のアンボンへのアクセスが限られているセラム島内の地域住民にとっては欠かせないクリニックであったものの、病院の建物の劣化や医療機器の不足、患者数の増加などの理由から、十分な医療サービスを提供できていませんでした。本事業実施により、クリニックの改修及び増築を行い、クリニック備品を整備することで、地域住民の医療アクセスの向上が期待されます。
草の根・人間の安全保障無償資金協力 「マルク州中部マルク県アンペラ村におけるクリニック改修計画」 案件の概要:同地において、クリニックの改修・増築及びクリニック備品の整備をおこなうことで、セラム島の6郡(コタ・マソヒ郡、テホル郡、アマハイ郡、テオン・ニラ・セルア郡、テルク・エルパプティ郡、北西セラム郡)の医療アクセス向上を図るもの。供与額4,044,480円 |