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在インドネシア日本国大使館
Embassy of Japan in Indonesia



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お知らせ


2015年12月7日
開発協力プレスツアーの実施について



    11月3日から11月4日にかけて,ジョグジャカルタにおいて,当館及びJICAインドネシア事務所の共催による開発協力プレスツアーを実施しました。このツアーは,日本の開発協力がインドネシアの防災・文化・経済といった幅広い分野において貢献していることを現地プレスに説明することにより,報道を通じて開発協力に対するインドネシア国民の理解を促すことを目的としたものです。今回のツアーでは,砂防ダムなどの防災事業及び世界遺産の整備・修復事業の現場を視察しました。

    ジョグジャカルタは,世界的な遺跡を擁する観光都市でありつつも,火山の多いインドネシアでも最も活動的な火山地帯の一つで,火山災害と隣り合わせの都市です。日本政府は,有償資金協力「ボロブドゥール・プランバナン国立史跡公園整備事業(昭和55,57年度)」,有償資金協力「メラピ山緊急防災事業(?U)(平成7年度)」,草の根文化無償「ジョグジャカルタ特別州考古学局文化財修復機材整備計画(平成18年度)」,草の根技術協力プロジェクト「安価で簡便なPPバンドメッシュ工法を用いた組積造建物の耐震性能強化により地震安全社会を目指す地震防災事業(平成24年度)」等,複数の開発協力プロジェクトを通して,同都市における防災事業及び遺跡整備・修復事業を行ってきました。

   今回のプレスツアーには,現地の新聞社8社及びオンラインメディア3社の記者が参加しました。また,本ツアーには,大使館員に加え,JICAインドネシア事務所員及びインドネシア公共事業省バライ砂防事務所員が同行し,参加者に各事業の詳細を説明しました。この結果,参加者からは,「インドネシア国民が知らない防災施設や遺跡整備に係る日本の開発協力についての情報・知識を得ることができた」など肯定的な評価をいただいたとともに,ツアー終了後,現地新聞等に本ツアー及び日本の開発協力に関する報道が複数件掲載されました。

        
    砂防ダム視察の様子                                     PPBM工法(耐震工法)視察の様子

    プランバナン遺跡整備事業の視察の様子