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在インドネシア日本国大使館
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平成28年1月22日
銃乱射事件及び爆弾テロ事件に対する一般的心構え



2016年1月14日、ジャカルタ中央部でテロ事件が発生しました。万一、このような事件に巻き込まれた時に留意すべき事項を以下にとりまとめましたので、参考にして下さい。

なお、爆弾テロ事件や銃乱射事件の傾向や特徴については、外務省海外安全ホームページから様々なパンフレットをダウンロード

(http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html)できますので、ご参照下さい。



1.

基本的な心構え〜「危険予測」、「事前回避」、「常時警戒」

 

○

「いつ発生してもおかしくない」という危機意識の保持
→ 各種ニュース、現場の雰囲気に敏感になる。

 

○

渋滞・混雑を避け、常に非常口の場所を確認する習慣づけをする。
→ 人混みを避けるのは群衆パニックに巻き込まれるリスクも軽減する。

 

○

万一事件に遭遇しても被害を局限化し、速やかに避難できる服装を着用する。
→ ノースリーブシャツ、半ズボン、サンダル履きは高リスク

 

○

その場の雰囲気にそぐわない人物、異常に周辺を警戒する様子を見せる人物を見かけたら近づかない。
→ 不審な人、場所には近づかない、「変だ、妙だ」という雰囲気や気配に注意する

 

○

レストラン等へ入る際は、オープンスペースや出入口間際、ガラス戸等の近くを避け、厨房に近い場所や柱近くの席を選ぶ。

 

○

不審物を見かけたら速やかに現場を離れ(直撃を避ける)、できるだけ現場から遠ざかる(爆風、破片を避ける)。可能であれば治安機関等に連絡する。

     

2.

銃乱射事件に関する対処法

 

○

「Youtube」等であらかじめ銃器の発砲音を知っておく。
→ 小銃の発射音とピストルの発射音は全く異なる、連続した破裂音は危険のサイン
※ 検索サイトで「youtube, Ak-47, M-16」と入力して検索をかけますと、それぞれの小銃の特徴を比較紹介する映像が複数表示されますのでご参照ください。

 

○

発砲音が聞こえたら直ちにその場に伏せる。
→ 立ったままでは標的になる。伏せてから音源(襲撃者の位置)を探す。
→ 不用意に動くと狙い撃ちされるので、犯人の注意を引かないようにする。

 

○

銃乱射事件への対応はまず「逃げる」
→ 犯人に遭遇する可能性が低い、犯人から距離(数百m)がある場合は直ちに避難。

 

○

避難する時間がない場合は「隠れる」。
→ 犯人が容易に入ってこないように出入口を出来るだけふさぐ。
→ 電気を消し、カーテンを引いて内部に人がいるか分からないようにする。
→ 携帯電話はマナーモードにする。

     
3. 爆弾テロ事件に関する対処法
 

○

爆発音が聞こえたら直ちにその場に伏せる。出来れば爆発現場から反対側に伏せる。
→ 建物や障害物の陰に入る等して、可能な限り爆風・破片を避ける。鞄等があればそれで頭部を保護する。

 

○

動けるようなら直ちに爆発現場から離れる。決して現場を見に行ったりしない。
→ 複数の爆発物が仕掛けられている可能性に注意。

 

○

群衆パニックに巻き込まれない。将棋倒しに注意。
→ 特に各種催事会場(映画館・劇場・コンサートホールやナイトクラブなどの閉鎖空間)からの脱出時には注意。

 

○

万一、閉じ込められた場合は
?@ 鼻と口を覆い粉じんを吸い込まないようする。
?A 携帯電話があれば、助けを求めるメッセージを送信し、その後は定期的に生存を伝えるメールを一定間隔で発信する。電池残量が不安なら必要時以外電源を切る。
?B 救助を呼ぶ場合は、人工的な音を一定の間隔で出すこと(声を出すのは体力を消耗するので物を叩いて生存を知らせる)。