駐インドネシア日本国大使館 臨時代理大使

令和8年1月5日
臨時代理大使 明珍 充

明珍駐インドネシア日本国臨時代理大使からの新年の挨拶

皆様、新年明けましておめでとうございます。
駐インドネシア日本国臨時代理大使の明珍充です。

 2025年9月30日に次席公使として在インドネシア日本国大使館に着任しました。正木靖前駐インドネシア大使が2025年10月初旬に離任した後は、臨時代理大使を務めています。東南アジアへの勤務は初めてで、まだまだ慣れないことが多いですが、様々な機会に当地の在留邦人の皆様にお目にかかることができ、非常に嬉しく思っております。また当地の政府関係者、議会関係者、ビジネス関係者、メディア関係者等との意見交換を通して、少しずつではありますが、インドネシアの多くの点についてより理解が深まってきています。若者が多く活気があり、文化や民族の多様性に満ちているインドネシアに赴任できたことを大変光栄に思います。

 昨年は、1月に石破総理大臣(当時)がインドネシアを訪問してプラボウォ大統領と首脳会談を実施し、経済、安全保障、防災、人材交流等の多くの分野で協力が進みました。また、11月には日本で第3回日・インドネシア外務・防衛閣僚会合(「2+2」)が開催され、両国の外務大臣・防衛大臣の間で、安全保障・防衛協力や地域情勢・国際場裏における協力について議論がなされました。国際情勢の不透明性が増す中、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化するため、包括的・戦略的パートナーであるインドネシアとの協力強化は益々重要になっています。

 昨年は日本で大阪・関西万博が開催され、世界中から多くの注目を浴びましたが、その中でもインドネシア・パビリオンのホスピタリティと人気は目覚ましいものでした。また、ジャカルタで東南アジア初の世界体操2025が開催され、成功裏に幕を閉じるなど、国際舞台でのインドネシアの活躍の分野は益々広がっています。日本としても、官民連携をしながら多面的な協力を模索していきたいと考えています。

 インドネシアは、東南アジア唯一のG20加盟国、また、いわゆるグローバルサウスの中核国として、国際舞台で年々存在感を高めています。現在も続く人口ボーナスや高い経済成長からも分かるとおり、インドネシアには大きな可能性があります。2年目に入ったプラボウォ政権が力強く政策を実行する中、日本がインドネシアとどのように協力をしていくかは、両国関係の将来において非常に重要です。日本としては、インドネシア政府の要望も踏まえながら、中・長期的な視点を持った、具体的な協力を進めていきたいと思います。

 日本とインドネシアの関係は非常に深く、幅広いものとなっています。先人たちが築き上げてきた両国の友好関係を継承し、日系企業関係者や在留邦人の皆様と協力をしながら、今年も両国の関係をさらに発展させていければと考えております。また、個人的にも、インドネシア各地を訪れ、インドネシアの地方の魅力にも触れたいと考えております。

 最後になりますが、今年も1年間、インドネシアの在留邦人の皆様に安心・安全に日々の生活や活動を行っていただけるよう、在インドネシア日本国大使館として、インドネシア国内の日本国総領事館等とも連携しながら、最大限のご支援や情報提供を行っていく心構えです。何かお困りごと等がございましたら、遠慮なく大使館までご連絡いただければと存じます。
 
駐インドネシア日本国臨時代理大使
明珍 充

 
  >> 明珍国臨時代理大使着任の挨拶
 
 

略           歴

 
平成  5.   外務省入省
  12   世界銀行グループ 日本理事室理事補
23.    在ジュネーブ国際機関日本政府代表部 参事官 
26.   経済局アジア太平洋経済協力室長
28.   内閣官房TPP等政府対策本部 参事官
30.   領事局外国人課長
令和  2.    在オランダ日本国大使館 次席公使
   5.   内閣府 大臣官房審議官(経済財政運営担当)
  対日直接投資推進室長
  経済財政国際室長
  7. 9   在インドネシア日本国大使館 次席公使
  7. 10   在インドネシア日本国大使館 臨時代理大使   

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