【今月のポイント】 |
● | 27日、スハルト元大統領死去。 |
● | 18〜24日、秋篠宮同妃両殿下インドネシア訪問。 |
1. 内政・社会情勢 |
◎ | 7日、ウィラント元国軍司令官のハヌラ党がジャカルタで全国代表者会議開催。 |
◎ | 10日、闘争民主党が結党35周年記念式典開催。ラノ・カルノらが新たに入党。 |
◎ | 13日、ハッタ・ラジャサ国家官房長官がイスラム知識人協会(ICMI)の会長に就任。 |
◎ | 1974年の「1月15日事件」から14年を迎えた15日、大統領宮殿前で市民約50人が対外債務減免などを求めるデモを実施。 |
◎ | 16日、汚職撲滅委員会は、パスポートやビザの水増し請求をしたとしてルスディハルジョ元駐マレーシア大使を逮捕した。 |
◎ | 16日、マカッサルにて、南スラウェシ州知事選で最高裁が再選挙を命じたことを不満とするデモが暴徒化。 |
◎ | 最高裁は25日、2004年9月に人権活動家ムニール氏を毒殺した実行犯として、ガルーダ航空のポリカルプス操縦士の殺人罪を再審において認め、文書偽造罪で禁固2年を下した上告審判決を覆し、禁固20年を宣告した。 |
2.経 済 |
◎ | インドサット社によれば、大晦日から新年にかけての携帯メール通信数は、昨年の116%増に。 |
◎ | 大豆の価格急騰を受け、インドネシア・タフ・テンペ業界組合が大統領宮殿前で価格安定を求めてデモ。 |
3.外交・防衛 |
◎ | 7日、タイのスリン元外相がASEAN事務局(ジャカルタ)の事務総長に就任。 |
◎ | 10日、ユドヨノ大統領マレーシア訪問。 |
◎ | 28日から2月1日まで、バリ島において国連腐敗防止条約第二回締約国会合開催。 |
4.その他 |
◎ | 中部ジャワのブンガワン・ソロが決壊し、2日までに計31人が死亡。 |
◎ | 4日、スハルト元大統領が心肺機能の低下などによりプルタミナ中央病院に入院。13日、シンガポールのリー・クワンユー上級相が、また14日にはマレーシアのマハティール元首相、ブルネイのボルキア国王らが見舞いに訪れた。 |
◎ | 6日、アチェでM5.7の地震発生。 |
◎ | 7日、西パプア州マノクワリの北でM5.8の地震発生。 |
◎ | 15日、パプア州ジャヤプラにて豪雨による洪水と崖崩れにより少なくとも11人が死亡。 |
◎ | 12日より、東京の「インドネシア文化宮」にて、「ロテ島・サブ島伝統イカット展」開催。 |
◎ | 23日、北スマトラ州ニアス島でM6.1の地震発生。1人死亡。 |
◎ | 27日午後1時10分、スハルト元大統領がプルタミナ中央病院で死去。享年86歳。28日に、ソロ近郊のアスタナ・ギリバングンにて国葬が行われ、日本からは海老原駐イ大使ら出席。 |
◎ | 27日午前6時から午後2時まで、タムリンおよびスディルマン通りで「ノーカーデー」実施。毎月第4日曜日に実施するという。意図不明。 |
◎ | 28日、新たに二人が鳥インフルエンザ感染により死亡、国内鳥インフルエンザ死亡者が100人に達した。 |
5.日インドネシア関係 |
◎ | 18日から24日、秋篠宮同妃両殿下インドネシア訪問。皇室の公式訪問としては91年の天皇皇后両陛下御御訪問以来17年ぶり。 |
◎ | 20日、日本とインドネシアの国交樹立50周年を祝う日本インドネシア友好年の開幕式典開催。50年前のこの日に、日インドネシア平和条約に署名がなされた。 |
◎ | 日本の円借款事業として行われていたジャワ南線複線化の第二期事業及びデポック車庫建設事業の完成を受け、22日、ユドヨノ大統領出席の下、クトアルジョにて完成式典が開催された。 |
◎ | 日本の国土交通省は23日、航空事故調査官1名をインドネシアに派遣する旨発表。 |
◎ | 28日、スハルト元大統領の死去に際し、政府特派大使として山崎拓議員・日イ議員連盟会長がインドネシアを訪問。29日、ユスフ・カッラ副大統領らに弔意を伝達。 |