【今月のポイント】 |
● | 2009年の議会選挙の日程が、当初予定されていた4月5日から4月9日に変更。 |
● | 8〜10日、ユドヨノ大統領がG8アウトリーチ会合出席のため北海道を訪問。 |
1. 内政・社会情勢 |
◎ | 憲法裁判所は1日、地方代表議会選挙への政党関係者の立候補につき合憲の判断を下した。 |
◎ | 中部ジャワ選管は1日、6月22日に行われた中部ジャワ州知事選挙の当選者が闘争民主党が擁立したビビット・ワルヨ=ルストリニンシ組で確定した旨発表。 |
◎ | 石油燃料価格値上げに関する国政調査権行使を巡る国会採決において、ユディ・クリスナンディ議員が自身の所属するゴルカル党の党議に反して賛成票を投じたとして、ゴルカル党は1日同議員に対する戒告を行った。 |
◎ | 1日、2001年のパプア自治法を改正する政令が可決され、西パプア州がパプア自治法の対象として法的に認められることとなった。 |
◎ | 3日、総選挙委員会は、2009年の議会選挙の日程を、当初予定されていた4月5日から4月9日に変更する旨発表。 |
◎ | 総選挙委員会は7日、2009年の議会選挙参加政党として、現在国会に議席を持つ16政党を含め34党が審査を通過した旨発表。またアチェ州の地方議会選挙には6つの地方政党の参加が決定。 |
◎ | 9日、来年の総選挙に向けて各党の登録番号の抽選が行われた。ゴルカル党は23番、闘争民主党は28番。「1番」を引いたのは、ウィラント率いるハヌラ党。イスラムで好まれる9番は国民信託党。民族覚醒党は13番となったが、「不吉ではない」と。 |
◎ | インドバロメーター社が9日に発表した政党支持率に関する世論調査結果によれば、1位は闘争民主党で23.8%、2位がゴルカル党の12%。福祉正義党は7.4%。 |
◎ | 12日、2009年議会選挙に向け政党キャンペーン期間開始。 |
◎ | プラボウォ元戦略予備軍司令官が、12日をもってゴルカルを離党し、ガリンドラ党からの大統領候補となることを示唆。 |
◎ | 14日、先に行われた西ヌサトゥンガラ州知事選の最終結果が発表され、PKS及びPBBが擁立したザイヌル=バドルル組が38.8%の票を得て当選。 |
◎ | 19日、西パプア州ファクファクにてパプア独立運動の象徴とされる金星旗を掲揚したとして、これに関与した31人のうち9人が逮捕された。 |
◎ | 25日深夜、東ジャカルタのキリスト教系大学SETIAで、学生と周辺住民の口論が発端となって住民がキャンパスを襲撃、学生10人以上が負傷した。 |
2.外交・防衛 |
◎ | 1日、新しい陸軍特殊部隊(コパスス)司令官に、ユドヨノ大統領の義弟プラモノ・エディ・ウィボウォ氏が、また新しい海軍参謀長にテジョ・エディ・プルディヤントロ氏が任命された。 |
◎ | 8〜10日、ユドヨノ大統領はG8アウトリーチ会合出席のため北海道を訪問。 |
◎ | 12日、インドネシア訪問中のルイース・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領がユドヨノ大統領と会談。 |
◎ | 14日、新アジア・アフリカ戦略的パートナーシップの枠組みで、ジャカルタにてパレスチナに対するキャパシティビルディング支援のための閣僚会合開催。 |
◎ | 15日、バリ島において東ティモール人権問題に関する真実友好委員会の報告書がユドヨノ大統領及びラモス・ホルタ大統領に提出された。 |
◎ | 30日、ジャカルタにおいてNU主催により第3回国際イスラム学者会議開催。 |
3.日インドネシア関係 |
◎ | 1日、日インドネシア経済連携協定が発効し、東京にて第1回合同委員会が開催された。 |
4.その他 |
◎ | 民放各局が北京オリンピックの放映権獲得を断念する中、14日、TVRIが放映権を購入した旨明らかにした。 |
◎ | 本年1〜6月にバリ島を訪問した日本人観光客数が前年同期比で8.8%増の17万2,784人に上った。 |