【今月のポイント】 |
● | 大統領選挙第1回戦を7月8日、決選投票を9月8日に実施することを総選挙庁が決定。 |
● | 15日、首都圏で起こった洪水で死者発生。 |
1. 内政・社会情勢 |
◎ | 国家警察は8日、昨年6月の石油燃料値上げを巡る国会周辺でのデモに絡み、リザル・ラムリ元経済調整相を容疑者に認定した旨発表した。 |
◎ | プルタミナが04年に行ったタンカー売却入札を巡る再審訴訟で、最高裁がプルタミナの逆転勝訴とする判決を下したことが、8日同社顧問弁護士の話でわかった。 |
◎ | 15日、首都圏各地で起きた洪水が原因で、住民8人が死亡。5人は水に流されて溺死、3人は洪水を避けるために急遽路線を変更した列車と衝突して死亡した。 |
◎ | 18日、北ジャカルタにあるプルタミナ社所有の石油貯蔵所で火災発生。9時間後に鎮火した。 |
◎ | トランスパランシー・インターナショナル・インドネシアが21日に発表したインドネシア各都市の汚職度調査結果によれば、最も汚職の少ない都市は、ジョグジャカルタ、2位が中部カリマンタンのパランカラヤとなった。最下位は東ヌサトゥンガラ州のクパン。 |
◎ | 23日、総選挙庁(KPU)の全体会合において、大統領選を7月8日、同決戦投票を9月8日に実施する旨決定。 |
◎ | 25日、MUI(インドネシア・ウラマ協議会)は、選挙における投票棄権、一定の条件下での喫煙、特定の形態のヨガを禁止する宗教令を発出。 |
2.外交・防衛 |
◎ | 11日、シリアのムハンマド・ナージー・オトリー首相インドネシア訪問。12日にユドヨノ大統領と会談を行った。 |
◎ | 12日、当地訪問中のヒューストン豪州国軍司令官がジョコ・サントソ・インドネシア国軍司令官と会談。ロンボック協定に基づく防衛協力強化に向けたMOUに署名した。 |
◎ | 14日、訪問中のオランダのフェルハーヘン外相がユドヨノ大統領、ハッサン外相らとそれぞれ会談。外相会談において包括的パートナーシップ協定に署名した。 |
◎ | 21日、韓国のユ・ミョンファン外相がインドネシア訪問。 |
3.経 済 |
◎ | 中央統計局が5日発表したところによれば、昨年12月末の消費者物価指数は前年同月比で11.06%。前月比ではマイナス0.04%。 |
◎ | 中央銀行は7日、政策金利(BIレート)を前月から50ベーシスポイント引き下げ 8.75%に改定することを決定した。 |
◎ | 8日、スタント前国家警察長官が国営石油プルタミナの新監査役会長に任命された。 |
◎ | 19日、ユドヨノ大統領出席の下、バタム・ビンタン・カリムン自由貿易地域の開設式典実施。 |
◎ | 28日、付加価値税を政府が負担する低所得者層向け食用油「Minyak KIta」の販売を開始。 |
4.その他 |
◎ | 4日未明、西パプア州マノクワリ沖でM7を超える地震が2度に渡り発生。 |
◎ | 13世紀にマジャパイト王国の首都として栄えた東ジャワ州モジョクルトのトロウゥラン地区において工事が進んでいるマジャパイト情報センター建設計画が、同地に残る遺跡を多く破壊している旨考古学者らが強い批判を展開、これを受けてジェロ・ワチック文化観光相は5日、同工事の一時中断を指示した。 |
◎ | 11日未明、西スラウェシ州マジェネ沖で乗客乗員約250名が乗ったフェリーが沈没。 |
◎ | ジャカルタ州政府関係者によれば、11日から14日までの4日間でジャカルタ市内の街路樹19本が突然倒れた由で、通行人に注意を喚起。 |
◎ | カナダのCNタワーを抜いて世界一の高さとなる「ジャカルタ・タワー」が2012年に完成予定であることが明らかに。558m。東京タワーは333m。 |
◎ | 28日、国際サッカー連盟は、インドネシアが2018年と22年のワールドカップ(W杯)招致の意思を表明した旨発表。 |
◎ | 25日までの1週間、ガス流出のためディエン高原への観光客の立ち入りが禁止された。同地では、79年に有毒ガスにより149人が死亡している。 |