【今月のポイント】 |
● | 18〜19日、米国のクリントン国務長官がインドネシア訪問。 |
● | 5日、国営石油会社プルタミナのカレン新社長就任。 |
1. 内政・社会情勢 |
◎ | 宗教省が3日に明らかにしたところによれば、98年に2万件だった国内での年間離婚件数が、08年にはその10倍の20万件に達した。 |
◎ | 3日、北スマトラ州から「タパヌリ州」を分割することを求める住民団体が州議会議事堂に押し入って議場内で暴徒化し、アボドゥル・アジス州議会議長が心臓発作で死亡した。 |
◎ | 4日、アチェでアチェ党のメンバー2人が何者かによって射殺された。 |
◎ | 12日、東ジャワ州にてスカルウォ州知事・サイフラー・ユスフ副州知事の就任式が行われた。 |
◎ | 17日、政党推薦のない個人による大統領・副大統領選立候補につき違憲の判断を下した。 |
◎ | インドネシア・サーベイ・インスティテュートが2月末に発表した大統領候補に関する世論調査結果によれば、ユドヨノ54%、メガワティ20%、スルタン6%。同時期にコンパスが行った調査によれば、ユドヨノ60%、メガワティ10%、スルタン7%。 |
2.外交・防衛 |
◎ | 5日、米国訪問中のユスフ・カッラ副大統領がバイデン副大統領と会談。 |
◎ | 6日、ベルギー訪問中のカッラ副大統領がベルギー政府から勲章の授与を受ける。 |
◎ | 7日、オランダ訪問中のカッラ副大統領がバルケネンデ首相と会談。 |
◎ | 18〜19日、クリントン米国務長官がインドネシアを訪問。 |
◎ | 19〜21日、シドニーで行われた「豪州インドネシア会議」にハッサン外相が出席。 |
◎ | 20日、タイのアピシット首相がインドネシア訪問。 |
◎ | 28日及び3月1日に行われたASEAN首脳会議へ出席のため、ユドヨノ大統領がタイを訪問。 |
3.経 済 |
◎ | 2日、中央統計局は2008年12月の輸出額が、前年同月比で20.56%の大幅な減少となる86億9,180万米ドルに落ち込んだ旨発表。前月比では9.57%減少。 |
◎ | 4日、中銀は政策金利(BIレート)を50BP引き下げ8.25%とした。 |
◎ | 5日、国営石油会社プルタミナの新社長にカレン・アグスティアワン同社上流担当取締役、副社長にリオ・ティント・インドネシア社のオマル・アンワル氏の就任が決定。 |
4.日インドネシア関係 |
◎ | 1月31日〜2月2日までユスフ・カッラ副大統領が訪日。2日に創価大学から名誉博士号の授与を受けた。 |
◎ | 日本政府は、09年総選挙に向けた有権者教育実施を支援するため、草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じ、LP3ES及びPBHMIに対し、総額127,878米ドルの資金協力を行うことを決定し、9日署名式を実施。 |
5.その他 |
◎ | 2日、中央統計局は2008年に同国に入国した外国人観光客数は前年比13.24%増の623万4497人となった旨発表。「ビジット・インドネシア・イヤー2008」の通年目標700万人は達成できなかった。 |
◎ | 4日パプア州警察関係者が明らかにしたところによれば、酒に酔った警察官が住民に発砲して住民が死亡する事件がこの1ヶ月で2件発生。今後、酔った警察官を発見した際には21日間拘禁することを決定。 |
◎ | 5日、1938年にオランダ植民地政府が発行して以来初めてとなる公式のインドネシア国勢地図帳(Atlas Nasional Indonesia)が出版された。 |
◎ | ユネスコの発表によれば、世界で話されている6,900の言語のうち、2,500が消滅の危機に瀕しており、そのうち147がインドネシアで話されている言語であるという。 |
◎ | 28日、ジャカルタのホテル・インドネシア跡地にホテル・ケンピンスキーがソフトオープン。 |