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在インドネシア日本国大使館
在ジャカルタ日本国総領事館

Embassy of Japan in Indonesia/ Consulate General of Japan at Jakarta



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インドネシアでの主な出来事



マンスリー・レポート  インドネシア2009年4月


2009年4月30日
在インドネシア日本国大使館

【今月のポイント】
● 2日ロンドンで行われたG20サミットにユドヨノ大統領が出席。
● 9日、全国で総選挙実施。
1. 内政・社会情勢
◎9日、インドネシア議会選挙実施。
◎ 米タイム誌が99年5月に掲載した故スハルト元大統領の不正蓄財に関する記事が名誉毀損であるか否かが争われていた裁判で、インドネシア最高裁は17日までに、タイム誌に1兆ルピアの支払いなどを命じた2007年の最高裁判決を破棄する判決を下した。
◎ 23日、ゴルカル党は全国幹部会議においてカッラ総裁を大統領候補とすることを決定。
2.外交・防衛
◎2日にロンドンで開幕した第2回金融・世界経済に関する首脳会合(G20サミット)にユドヨノ大統領が出席。
◎22〜23日、ナジブ・マレーシア首相がインドネシア訪問。
3.経 済
◎1日、バタム・ビンタン・カリムン自由貿易地域に関する法令が施行され、運用開始となった。
◎7日世銀が発表したアジア太平洋経済見通しによれば、インドネシアの09年の経済成長率見通しは3.4%とされた。
◎香港のコンサルタント機関「PERC」が8日に発表したアジア腐敗ランキングにおいて、インドネシアがアジアで最も腐敗した国とされた。タイ、カンボジアがそれに続き、最もクリーンなのはシンガポール。
◎アストラ・インターナショナルの発表によれば、09年第1四半期の四輪車・二輪車の売り上げ台数は、前年同期比でそれぞれ26%および14.6%下落。
4.日インドネシア関係
◎JBICは7日、インドネシア政府が日本の債券市場で発行する円建て外債(サムライ債)の発行に対する保証付与と金融支援実施に関し、スリ・ムルヤニ蔵相との間で契約文書に調印した。
◎16日よりスラバヤのハウス・オブ・サンプルナ・ギャラリーにて「日インドネシア・ハンディクラフト展」がオープン。
5.その他
◎3日、フィリピンのマラカニアン宮殿において、北スラウェシ州ハリー州知事が、南ミンダナオと北スラウェシの関係強化に貢献したとして、アロヨ・フィリピン大統領から表彰を受けた。
◎シンガポール南洋工科大学留学中のインドネシア人学生が同大学キャンパスで先月自殺したとされる事件に関し、大学側は3日、死亡した学生の解剖結果を遺族に送付した。この事件では、このインドネシア人学生が開発した新技術を巡って利害抗争があったとされ、遺族側は他殺であると主張している。
◎サウジアラビア政府がWFPおよびケア・インターナショナルを経由して東ヌサトゥンガラ州の子供の栄養改善のために供与した支援物資の大量のビスケットの中から、カミソリやガラス破片、砂利などが発見された。
◎6日、バンドンの空港に着陸しようとした空軍輸送機が墜落し、空軍の訓練生や教官など計24人が死亡
◎汚職撲滅法廷において8日、手数料水増しの容疑により、インドネシアの元キナバル総領事2人に禁固2年半が求刑された。
◎13日、国民信託党から立候補していた西ジャワの地方議会議員候補が、当選の望みが薄いことを苦に自殺。
◎14日、武蔵野美術大学の関野吉晴教授が、スラウェシ島の伝統船「サンデック(Sandeq)」を使い、人類の歴史をたどって、スラウェシから沖縄に至る海上ルートの旅をスタート。7月半ばに沖縄に到着する予定。
◎9日及び14日の二度にわたり、パプア州ワメナの刑務所から収監者計38名が脱走。
◎20日、旅行代理店エイチ・アイ・エス(HIS)がジャカルタ支店をオープン。国内ではバリ島内の3店舗に続き4店舗目。
◎21日、仏教に対する冒涜だとして非難されていた「ブッダ・バー」は、その名を「Bataviasche Kunstkring」と変更した上で、コンセプトは変えずに営業を継続することに。

(了)