【今月のポイント】 |
● | 8日、ワシントン訪問中のハッサン外相がクリントン外相と会談。 |
● | 24日、インドネシア国内初の新型インフルエンザ感染が確認された。 |
1. 内政・社会情勢 |
◎ | 2日、異端とされるアフマディア教団所属の南ジャカルタのモスクが、何者かによって放火された。 |
◎ | 中央ジャカルタ地裁は2日、キリスト教系の教団指導者リア・エデンに対し、宗教的冒涜の罪で禁固2年6ヶ月の刑を下した。 |
◎ | トランスパランシー・インターナショナルが3日に発表したインドネシアにおける腐敗した国家機関ランキングで、国会が国内で最も腐敗した機関に選ばれた。2004年以降3回目。 |
◎ | 5日、昨年12月に人権活動家ムニール氏の殺害事件を巡ってムフディ国家情報庁元幹部に対し無罪判決を下した地裁判事が、司法委員会による尋問を受けた。 |
◎ | 16日、99年のバンクバリ事件の再審訴訟で禁固2年の判決が確定したシャハリル・サビリン元中銀総裁がチピナン刑務所に収監された。 |
◎ | 17日、反汚職特別法廷は、中銀による国会議員への贈賄等に絡み、ユドヨノ大統領の親族アウリア・ポハン元中銀副総裁に禁固4年半の判決を下した。 |
◎ | 17日、昨年12月にパプアでデモを先導した容疑に絡む活動家のブフタル氏に対するジャヤプラの地裁の公判において、検察側は反逆罪などで禁固10年を求刑した。 |
◎ | 22日、パプア州のパプアニューギニアとの国境付近で、家族とともにPNGからの帰途にあった中学生1人が国軍兵士の発砲を受けた。 |
◎ | 24日、保健省は国内初の新型インフルエンザ(H1N1)感染確定例が2件出たことを発表した。 |
◎ | ジャンビ州のMUI(インドネシア・ウラマ協議会)が、同地のイスラム系教団ナクサバンディヤは異端であるとして、活動禁止を通告した。 |
2.外交・防衛 |
◎ | 1〜2日、モスクワにてロシア・インドネシア宗教間対話開催。インドネシア側からは外務省関係者の他国立イスラム大学などから識者が出席。 |
◎ | 19日、ディアン・トリアンシャ在ジュネーブ・インドネシア代表部大使が、国連人権理事会の副議長に選出された。任期は1年。 |
◎ | 20日、マルズキ・ダルスマン元検事総長が、パキスタンのブットー前首相の暗殺の背景について調査する国連の調査チームのメンバーに任命されたことが明らかになった。 |
◎ | 25日、インドネシア訪問中のマッカリーNZ外相がハッサン外相との間で外相会談を行った。 |
3.経 済 |
◎ | スイスのビジネススクールIMDが発表した世界競争力ランキングによれば、インドネシアは昨年の51位から42位に上昇。1位は米国、2位は香港。日本は昨年より5ランクアップして17位。 |
4.その他 |
◎ | 「公文」の現地法人KIEインドネシアが1日、ジャカルタで自社ビル建設を着工。世界46カ国・地域中、同社が自社ビルを構えるのは日本、ブラジルに続き世界で3カ国目。インドネシア国内では7万7,000人が公文で学んでいる。 |
◎ | 6日、ジャカルタのエラスムス・フイスにて、インドネシア各地の地方語による優れた文学作品に対する表彰式が行われた。89年に同表彰が初めて行われた際にはスンダ語のみだった表彰の対象が、現在は、バリ語、ジャワ語、ランプン語の作品にまで拡大。 |
◎ | 11日、ジェロ・ワチック文化観光相は、インドネシアのバティックをユネスコの無形文化遺産リストに登録すべく申請の準備を進める旨明らかにした。 |
◎ | WFPが栄養失調の児童支援のために西ヌサトゥンガラ州で配布したビスケットの中から、カミソリやピン、砂利などが混入されていたことが発覚。同様の事件がここ数ヶ月で複数回発生している。 |
◎ | 13日、北ジャカルタの大型プール施設ウォーターボムで、保護者が目を離した隙に5歳の男児が水死。 |