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在インドネシア日本国大使館
在ジャカルタ日本国総領事館

Embassy of Japan in Indonesia/ Consulate General of Japan at Jakarta



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インドネシアでの主な出来事



マンスリー・レポート  インドネシア2009年10月


2009年10月31日
在インドネシア日本国大使館

【今月のポイント】
●国会議長としてマルズキ・アリ氏、国民協議会議長にタウフィック・キマス氏が選出された。
●ゴルカル党の新総裁として、アブリザル・バクリー前福祉担当調整相が選出された。
1. 内政・社会情勢
◎1日、新国会(DPR)及び地方代表議会(DPD)議員の就任式が行われた。引き続き国会幹部の選出が行われ、国会議長にマルズキ・アリ(民主党)、副議長としてプリヨ・ブディ・サントサソ(ゴルカル党)、プラモノ・アヌン(闘争民主党)、アニス・マッタ(福祉正義党)、マルオト・ミトロハルジョノ(国民信託党)が就任した。DPD議長にはイルマン・グスマン氏が選出された。
◎3日、闘争民主党のタウフィック・キマス氏が国民協議会(MPR)の議長に選出された。
◎10月5日から7日まで行なわれていたゴルカル党大会での総裁選において、アブリザル・バクリー調整大臣がゴルカル党新総裁に選出された。
◎9日、国家警察がタンゲランのテロリストのアジトを襲撃し、本年7月に起きたジャカルタ市内テロ事件容疑者として指名手配されていたシャリフディン・ズフリ及びムハンマド・シャフリルの2人を射殺した。
◎中部ジャワのウンガラン地方裁判所は13日、12歳の未成年女性と婚姻したとして刑法及び児童保護法違反に問われていたイスラム導師プジオノ被告に対し、無罪の判決を言い渡した。
◎ハッタ・ラジャサ国家官房長官は13日、国民の健康に関する法律案につき、同法案が大統領の署名を得るために国家官房に送付されてきた段階で、国会で可決された際には含まれていたはずのタバコの有害性について定めた条文が抜け落ちていたことを明らかにした。
◎20日、ユドヨノ大統領およびブディオノ副大統領の就任式が行われた。日本より渡部恒三特派大使(民主党)が出席した。
◎27日、西アチェ県において、シャリア法に基づき女性のズボン着用を禁止する政令が施行される旨発表された。ズボン着用が見つかった場合は、シャリア警察がその場でズボンを切るという。2010年1月施行予定の由。
2.外交・防衛
◎インドネシア外務省は、先に発足した「人権に関するASEAN政府間委員会(AICHR)」のインドネシア代表として、人権活動家のラフェンディ・ジャミン氏を任命した。
◎国軍司令部において14日、コンゴにおける国連平和維持活動に参加する175人の国軍兵士の壮行式が行われた。
◎豪州のスミス外相が21日、地震の被災地パダンを訪問した。
3.経済
◎IMFが1日に発表した世界経済見通しによれば、インドネシアの今年の実質国内総生産の成長率予想は4.0%。
◎21日、新しい会計検査院(BPK)長官として、元税務総局長ハディ・プルノモ氏が選出された。
4.日インドネシア関係
◎13日、岡田外相がインドネシア訪問。ユドヨノ大統領、ハッサン外相らと会談を行った後、14日には地震の被災地パダンおよびパリアマンを訪れ、被災現場の視察を行った。
◎ASEAN首脳会議の行われていたタイのホアヒンで25日、鳩山総理とユドヨノ大統領が首脳会談を実施。
5.その他
◎バティックが世界無形文化遺産に認定されたことを受け、WBAフェザー級世界チャンピオン・クリス・ジョンは3日、次回以降のタイトルマッチではバティック柄のトランクスを着用する旨述べた。
◎アブリザル・バクリー国民福祉担当調整相は13日、学校及び官公庁において週に一度バティック着用を義務づける規則の策定を検討している旨明らかにした。
◎バリ島デンパサールで12日、狂犬病に罹患した7歳の少女が死亡。昨年来バリ島で狂犬病により死亡した人の数は18人にのぼる。
◎ジャカルタ州警察は、これまで赤信号でも左折可能であった道路法規(Belok kiri langsung)が、左折するバイクも正面の信号に従うよう改正された旨明らかにした。

(了)