【今月のポイント】 |
● | 9日、新しい国民信託党総裁としてハッタ・ラジャサ経済担当相が選出された。 |
● | 20日、大統領諮問会議の新メンバー9名が発表された。 |
1. 内政・社会情勢 |
◎ | 6日、内閣官房長官および3人の副大臣が任命された。新しい内閣官房長官としてディポ・アラム氏、国防副大臣としてシャフリー・シャムスディン氏が就任。 |
◎ | 保健省の発表によれば、09年1月から12月の間インドネシア国内で20人が鳥インフルエンザ感染しこのうち19人が死亡した。保健省によれば、インドネシアの鳥インフルエンザ感染者数は累計で161人、死者数134人。 |
◎ | 8日、ジョグジャカルタ近郊ムラピ山のふもとで砂採集業に従事していた住民3人が、大雨による土砂崩れにより死亡。 |
◎ | 9日、バタムにて開催されていた国民信託党(PAN)の党大会において、ハッタ・ラジャサ経済担当調整相が次期党総裁に選出された。 |
◎ | 13日、国軍は新しい戦略予備軍(Kostrad)司令官としてブルハヌディン・アミン現第1軍管区司令官を任命することを発表。 |
◎ | 14日夜、汚職撲滅委員会は、林業省通信機器調達を巡る汚職事件に絡みアンゴド・ウィジョヨ容疑者を逮捕した。 |
◎ | 19日、南ジャカルタ地裁において、殺人容疑で起訴されていたアンタサリ前汚職撲滅委員会委員長に対し、検察側が死刑を求刑した。 |
◎ | 20日、ユドヨノ大統領が大統領諮問会議の新メンバー9人を発表。エミル・サリム氏、ギナンジャール氏、リアス・ラシッド氏らが含まれる。 |
◎ | 29日、マルク州アンボンで、マルク州及北マルク州の住民が自発的に供出した銃器722丁及び弾薬9,276点の解体作業が国軍パティムラ師団によって実施された。 |
2.外交・防衛 |
◎ | 28日、ロンドンで行われたアフガン支援会議にマルティ外相が出席。
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3.経済 |
◎ | 29日、政府は物品の円滑な輸出入のために通関手続きを一元化する制度「ナショナル・シングル・ウィンドウ」導入を発表。 |
4.その他 |
◎ | 4日付けにてインドネシア政府部内の各「省」のインドネシア語名称が「Departemen」から「Kementerian」に変更されることとなった。 |
◎ | 4日に民間団体チャルタ・ポリティカ・インドネシアが発表した調査結果によれば、09年に最も影響力のあった国家指導者としてマフド憲法裁判所長官が選ばれた。 |
◎ | 4日、政府・国会幹部の官用車として用意されたトヨタ・クラウン・ロイヤル・サルーンは贅沢すぎるとして、ラオデ・イダ地方代表議会副議長は、同車を国家に返却する旨発表。 |
◎ | 過去2年間行われたビジット・インドネシア・イヤーに続き、政府は2010年をビジット・ミュージアム・イヤーと定め、8日タマンミニにおいて通年の関連イベントが開始された。 |
◎ | 文化観光省によれば、国内には738の地方語があるが、そのうち使用者が200人以下しかいない15の言語については消滅の危機に瀕しており、なかでもそのうち2つの言語については理解できる者が10人に満たないという。 |
◎ | 18日、インドネシア世界記録博物館が、ブディオノ副大統領を「最も質素な政府高官」として表彰した。 |
◎ | 東ジャワのイスラム導師が、女性のストレートパーマやカラーリング、バイクタクシーへの乗車などはイスラムの教えに反するとする宗教令を発出した。 |
◎ | 20日、アストラ・インターナショナル社のマイケル・ルスリム社長が、デング熱による合併症が悪化し入院先の病院で死去。56歳。 |
◎ | 26日、インドネシア入国のための到着ビザ発給制度に変更があり、これまでの7日間用(15ドル)が廃止され30日間用(25ドル)に一本化された。 |
◎ | 26日、同じ男性同性愛者の仲間の体内にシリコンを注入し死亡させた事件で、容疑者3人が逮捕された。 |
◎ | ランプン州で鳥インフルエンザ感染により数千羽の家禽が死亡していたことが判明。 |
◎ | 30日、ハビビ元大統領がインドネシア大学から科学哲学の分野での名誉博士号を授与された。 |