【今月のポイント】 |
● | 3日、GAM元指導者ハッサン・ティロ氏がアチェで死去。 |
● | 世銀が2010年のインドネシアGDP成長率を5.9%と予測。 |
1. 内政・社会情勢 |
◎ | 1日、国民協議会(MPR)主催により「パンチャシラの日」記念式典開催。ユドヨノ大統領が出席した。 |
◎ | ガザ人道支援船団に対する襲撃事件を巡り2日、行方不明となっていた12人のインドネシア人活動家の生存が確認された。 |
◎ | 1日、政府は政治亡命していたGAM(独立アチェ運動)のハッサン・ティロ氏およびパプア活動家ニコラス・ジョウエ氏に対しインドネシア国籍を付与した。 |
◎ | 3日、GAM最高指導者だったハッサン・ティロ氏がアチェの病院で死去。84歳。 |
◎ | 3日に行われたリアウ州インドラギル・フル県で行われた県知事選で、30歳のヨピ・アリアント氏(ゴルカル党)が当選し、史上最年少県知事となった。 |
◎ | 5日、パプアのアベプラ刑務所から26人の受刑者らが脱走。 |
◎ | 14日、パプア州のプンチャックジャヤでパトロールをしていた警察機動隊隊員1人が何者かによって射殺された。 |
◎ | 17日、民主党アナス総裁が党の新役員を発表。ユドヨノ大統領の次男エディ・バスコロ氏が幹事長に就任した。 |
◎ | 17〜20日にジャカルタで行われたPKS(福祉正義党)党大会において、ルトフィ・ハッサン総裁、アニス・マッタ幹事長が再任された。 |
◎ | 24日、国家警察は恋人の女優とのわいせつ映像を撮影しポルノ規正法に違反した疑いがあるとして人気ロックバンドのボーカル、アリエル容疑者を逮捕した。 |
◎ | 23日、国家警察は中部ジャワでアブドラ・ソナタを含むテロ容疑者3人を逮捕し、1人を射殺した。 |
◎ | 28日、陸軍はカリマンタンのタンジュンプラ師団を分割し、新たに南カリマンタンを管轄するムラワルマン師団を設立した。 |
2.外交・防衛 |
◎ | 17日、インドネシア訪問中のアニファ・アマン・マレーシア外相がマルティ外相と会談を行った。 |
◎ | 18日、ジュネーブの人権理事会においてマルズキ・ダルスマン元検事総長が北朝鮮人権状況特別報告者に選出された。 |
◎ | 26〜27日カナダで行われたG20サミットにユドヨノ大統領出席。 |
◎ | 27日から7月1日、ユドヨノ大統領がトルコを公式訪問。 |
3.経済 |
◎ | インドネシア航空会社のEU域内乗り入れ禁止措置が解除されたことを受け、3日、ガルーダ機が3年ぶりにオランダ・スキポール空港に着陸した。 |
◎ | ユニ・チャームは8日、カラワンに新工場を開設した。子供用おむつを中心に生産量を2.5倍増強する。 |
◎ | 世界銀行は、インドネシアの2010年のGDP成長率は5.9%、11年は6.2%、12年は6.3%となるとの予想を発表した。 |
◎ | 日産のカルロス・ゴーン社長がインドネシア訪問、29日に記者会見を行いマーチの現地生産などにつき発表。 |
4.その他 |
◎ | 2010年に入ってから、ジョグジャカルタ特別州バントゥル県で45人がレプトスピラ感染症に罹患し、うち5人が死亡しているという。 |
◎ | 2日、国営武器製造会社ピンダットで爆発事故があり、従業員3人が死亡した。 |
◎ | 4日、歌手のアンディ・メリアム・マッタラッタさんが旅行先のオランダで死去。53歳。 |
◎ | 16日、パプア沖でM7.1の地震発生。22日までに死者17人に。 |
◎ | フローレス島エンデでマッコウクジラの子3頭が市場で売られていたことが発覚。漁師が市場の卸に対し3頭90万ルピア(約9,000円)で売ったという。 |
◎ | 22日、テンポ誌顧問のグナワン・モハマッド氏が04年に受賞した「バクリー賞」を返還する旨発表。 |