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平成28年8月5日(大16第32号) <外務省感染症広域情報の発出>
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(1) | 感染源 デング熱はデングウイルス(フラビウイルス属で1〜4型まである)を持つ蚊(ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ等)に刺されることで感染します。感染は必ず蚊が媒介し、人から人への直接感染はありません。一度かかると免疫ができますが、異なった型のデングウイルスに感染した場合は再発症します。デング熱を媒介する蚊の活動時間は、マラリアを媒介するハマダラカと異なり、夜明け少し前から日暮れまでの間(特に朝と夕方)です。ただし室内にいる蚊は、夜間でも刺すことがあるので注意する必要があります。 | ||||||||||
(2) | 症状 デングウイルスを保有した蚊に刺されて感染してから発症するまでの期間(潜伏期間)は、通常3〜7日です。症状は、急激な発熱(38〜40度)に始まり、頭痛(一般的に目の奥(眼窩)の痛み)、関節痛、筋肉痛、倦怠感を伴います。発熱は3〜5日間継続し、解熱とともに痒みを伴ったハシカ様の発疹が、熱の下がる頃に胸部や四肢に広がることがあります。また、食欲不振、全身倦怠感は1〜2週間続き、血小板が減少した例では、鼻出血、歯肉からの出血、生理出血の過多を見ることもあります。通常、これらのデング熱の症状は1〜2週間で快復し、後遺症を伴うことはほとんどありません。デングウイルスに感染しても症状の出現しない例(不顕性感染)も多いようですが、その頻度については不明です。 | ||||||||||
(3) | 治療方法 デング熱には特効薬がなく、一般に対症療法が行われます。特別な治療を行わなくても重症に至らない場合が多く、死亡率は1パーセント以下であると言われています。ただし、時折デング出血熱という重篤な病気に至ることがあります。デング出血熱は、口や鼻等の粘膜からの出血を伴い、死亡率の低いデング熱と異なり、通常でも10パーセント前後、適切な手当てがなされない場合には、40〜50パーセントが死亡すると言われています。デング出血熱は発熱して2〜7日後に発症することが多いようですが、デング熱にかかった人がデング出血熱になるかどうかは事前に予測ができません(大人よりも小児に多発する傾向があります)。発熱が3日以上続いた場合は、医療機関への受診をお勧めします。また、デング熱感染が疑われる場合には、鎮痛解熱剤にはアセトアミノフェンを使用し、アスピリン系の使用は避けてください。 | ||||||||||
(4) | 予防方法 デング熱には予防接種も予防薬もなく、蚊に刺されないようにすることが唯一の予防方法です。デング熱発生地域に旅行を予定されている方は、デング熱を媒介するネッタイシマカ、ヒトスジシマカ等が古タイヤの溝などのわずかな水たまりで繁殖するため都市部でも多くみられることを念頭に置き、次の点に十分注意の上、感染の予防に努めてください。
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「アジア・大洋州におけるデング熱の流行(感染が疑われる場合には、早期に医療機関を受診してください。)」
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo.asp?infocode=2016C211
(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html )
また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,「たびレジ」に登録してください。
(詳細は https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/#, 参照)
(参考情報)
○ 厚生労働省検疫所(FORTH) 感染症についての情報「デング熱」
http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name33.html
○ 国立感染症研究所 「デング熱」
http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/ta/dengue.html
(問い合わせ窓口)
○ 外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902, 2903
(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局政策課(海外医療情報)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5367
○ 外務省海外安全ホームページ:
http://www.anzen.mofa.go.jp
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp(携帯版)
(現地公館連絡先)
○ 在インドネシア日本国大使館(管轄区域:各総領事館管轄区域を除くインドネシア全土)
住所 :Jl. M. H. Thamrin No.24, Jakarta 10350, INDONESIA
電話 :(市外局番021)3192-4308
国外からは(国番号62)-21-3192-4308
FAX :(市外局番021)315-7156
国外からは(国番号62)-21-315-7156
ホームページ: http://www.id.emb-japan.go.jp/index_jp.html
○ 在スラバヤ日本国総領事館(管轄区域:東ジャワ州,東カリマンタン州,南カリマンタン州,北カリマンタン州)
住所 :Jl. Sumatera 93, Surabaya, INDONESIA
電話 :(市外局番031)5030008
国外からは(国番号62)-31-5030008
FAX :(市外局番031)5030037
国外からは(国番号62)-31-5030037
ホームページ:http://www.surabaya.id.emb-japan.go.jp/j/
○ 在マカッサル領事事務所(管轄区域:北スラウェシ州,ゴロンタロ州,中部スラウェシ州,東南スラウェシ州,南スラウェシ州,西スラウェシ州,マルク州,北マルク州,パプア州,西パプア州)
住所 :Jl. Jenderal Sudirman No.31, Makassar, INDONESIA
電話 :(市外局番0411)871030又は872323
国外からは(国番号62)-411-871030又は872323
FAX :(市外局番0411)853946
国外からは(国番号62)-411-853946
○ 在メダン日本国総領事館(管轄区域:ナングル・アチェ・ダルサラム州,北スマトラ州,西スマトラ州,ジャンビ州,リアウ州,リアウ諸島州)
住所 :JI.P.Diponegoro, No.18, Medan, North Sumatra, INDONESIA
電話 :(市外局番061)4575193
国外からは(国番号62)-61-4575193
FAX :(市外局番061)4574560
国外からは(国番号62)-61-4574560
ホームページ:http://www.medan.id.emb-japan.go.jp/j/
○ 在デンパサール日本国総領事館(管轄区域:バリ州,西ヌサトゥンガラ州,東ヌサトゥンガラ州)
住所 :Jalan Raya Puputan No.170, Renon, Denpasar, Bali, INDONESIA
電話 :(市外局番0361)227628
国外からは(国番号62)-361-227628
FAX :(市外局番0361)265066
国外からは(国番号62)-361-265066
ホームページ:http://www.denpasar.id.emb-japan.go.jp/index_jp.html
以上