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平成28年11月30日(大16第50号) 在インドネシア大使館からの注意喚起(大規模集会)在インドネシア日本国大使館
インドネシアにお住まいの皆様および旅行者の皆様へ 11月30日,日本外務省は,以下の海外安全情報(インドネシア:ジャカルタにおける12月2日の大規模集会に関する注意喚起)を発出し,海外安全ホームページに掲載しましたので,一部改訂の上お知らせします。 http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2016C322.html 1. バスキ・チャハヤ・プルナマ(通称アホック)ジャカルタ首都特別州知事によるイスラム教を冒涜したとする発言をめぐり,11月4日,同知事に対する法的プロセスを求める大規模なデモがジャカルタ中心部で行われ,一部が暴徒化する事態に発展し,同日夜,北ジャカルタの一部地域で,商店が略奪される事件も発生しました。 インドネシア国家警察は,11月16日,アホック知事を宗教冒涜等の容疑で容疑者に認定しましたが,11月4日のデモを主導したイスラム団体等は,容疑者認定だけでは不十分であり,同知事の身柄を拘束すべきと主張し,12月2日に再び集会を行うと発表しました。 2. 報道によれば,これらの動きを受け国家警察は,11月28日,集会主催団体及びインドネシア・ウラマ評議会(MUI)と協議を行い,12月2日の午前8時から午後1時まで,モナス(独立記念塔)及びその周辺での集会の実施を許可しました。現時点で集会の具体的な規模については明らかになっていません。また,同日に一部労働組合が,ジャカルタの最低賃金水準などをめぐってストライキ及びデモを行うと発表しています。 11月4日のデモの際は,参加者の一部が暴徒化する事態が発生しており,今次集会においても同様の事案が発生する可能性があり,十分な注意が必要です。 3. また,報道によれば,国家警察は11月4日のデモに乗じてテロを計画した容疑で,イスラム過激派組織「ISIL(イラク・レバントのイスラム国)」の支持者9名を逮捕しています。12月2日の集会の際にも同様にデモに乗じたテロの可能性も排除されないことから,十分な警戒が必要です。 4. つきましては,インドネシアに渡航・滞在される方は,12月2日,集会が行われるジャカルタ中心部のイスティクラル・モスク(インドネシア最大のイスラム教礼拝堂),ジャカルタ州庁舎,大統領宮殿など,モナス(独立記念塔)周辺には近づかないようにしてください。また,その他の地域においても類似の集会・デモが行われる可能性がありますので,最新の関連情報の入手に努めるとともに,抗議デモや集会等,人が集まっている場所などを見かけた場合には決して興味本位で近づかず,その場から速やかに離れるなど身の安全を確保してくだざい。 また、デモの周辺地域に激しい渋滞が発生する可能性がありますので、外出する際には十分ご注意ください。 5. 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。 3か月以上滞在する方は,大使館又は総領事館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在留届を提出してください。 (http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html ) 3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新安全情報や,緊急時の大使館又は総領事館からの連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# )
以上 |