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お知らせ大13第11号(平成25年6月21日)
ラマダン(断食月)期間中の注意喚起
在インドネシア日本国大使館
1. |
ラマダン(断食月)及びレバラン(断食明け大祭)について
(1) |
7月9日(火)頃よりイスラム歴のラマダンに入る予定です(正式には宗教省が通知)。例年通り、イスラム教徒にとり神聖な断食期間中は、宗教心が高まりますので、普段以上にイスラム教徒の習慣に配慮し、周りの人の感情を害さないよう自らの行動には十分注意してください。 |
(2) |
レバラン休日は、8月8日(木)及び9日(金)(有給休暇奨励日は8月5日から7日)の予定で、当館も8月6日(火)から9日(金)は休館となります。当地では更に前後1週間程度休暇を取り、帰省する人も多くおり、大型連休となります。このため、特にレバラン前・後は、多数の人々が移動するため、通常以上の大渋滞やフェリー、鉄道、航空便等公共輸送機関の混雑等が見込まれ、一般犯罪が増加する傾向にもありますので、身の安全にはくれぐれもご注意ください。 |
(3) |
また、インドネシア国外への旅行を予定されている方は、旅券の有効期間満了日まで6ヶ月以上あるか、再入国許可の有効期限は切れていないかを確認の上、手続きが必要な場合には通常より早めに申請されることをお勧めします。 |
(4) |
レバランに先立ち、私的使用人を含めた被雇用者に対して、レバラン手当(ボーナス)を支給する習慣があります。一般的に、レバラン前は諸物価が上昇することから、レバラン開始の2〜4週間前に支給することが望ましいようです。なお、私的使用人も1週間から10日間程度のレバラン休暇を取るのが一般的です。 |
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2. |
ラマダン中の注意事項
(1) |
ラマダンの目的
ムスリム(イスラム教徒)の義務、自己鍛錬や精神修行
私利私欲を押さえ、悪口や悪意を排除し、他人のことを思いやり尊敬する精神を養う |
(2) |
期間及び断食時間
7月9日(火)頃から8月7日(水)頃の日没まで(予定)
夜明けの礼拝前から日没直後の礼拝(場所により時刻はずれますが、ジャカルタでは午前4時30分前後から午後6時前後まで。) |
(3) |
配慮
お互いに相手の宗教に敬意を払うという気持ちが大切です。
周囲のインドネシア人の多くが断食(プアサ)を行いますので、非イスラム教徒も断食中のイスラム教徒の面前での飲食・喫煙は控えるのが礼儀とされています。目につく形で日中に飲食する場合は、一言断る程度の配慮が必要です。
仕事は平常どおりにするのが義務とされており、必要以上に遠慮することはありません。
病人や妊婦・出産後・生理中の女性、旅行中などは断食を行わなくても構わないとされています。
当地での生活ペースが大きく変わることになりますが、イスラム教徒にとっては通常月とは異なる期間であることに十分留意し、周囲の人、特に部下や使用人、その他立場の弱い人に不行き届き等があっても、いつも以上に寛容の態度で臨むことが必要です。
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(4) |
注意事項
ラマダン期間中は、クラブ、ディスコ、マッサージ、カラオケ店等の営業が禁止または営業時間短縮となり、外国人等でも警察の取り締まりの対象となりますので、こうした娯楽施設等に出入りする際には特に十分な注意が必要です。
レバランには一般家庭において、新しい洋服の購入、帰省等の支度等で出費がかさむことから、レバランが近づくにつれて強盗・窃盗などの一般犯罪が増加する傾向にありますので、こういった犯罪に巻き込まれないように普段以上に周囲を警戒するなど注意が必要です。
ラマダン期間中やレバラン明けは警察による街頭での身分証明書の確認・手荷物検査等が厳重に行われる傾向にありますので、身分証明書類を常に携行するように心がけて下さい。
家人が不在となる際は、「アパートスタッフなど住居関係者に対して、いかなる理由があっても第三者を勝手に部屋に立ち入らせないよう依頼しておく」、「現金や貴重品は目につくところに置かない」、「玄関、窓ガラス等各部屋の施錠を確実に行う」、といった事に注意して下さい。
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在インドネシア日本国大使館領事部
TEL 021−3192−4308
FAX 021−315−7156
大使館ホームページ http://www.id.emb-japan.go.jp/index_jp.html
以上
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