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令和3年12月22日掲載 金杉大使の中部ジャワ州公式訪問
12月20日から22日、金杉大使は、中部ジャワ州の公式訪問を行いました。
まず、アフマド・ルトフィ中部ジャワ州警察本部長に表敬し、中部ジャワ州における在留邦人の安全確保への引き続きの配慮を要請しました。続いて、バタン県で日系企業が建設中の中部ジャワ石炭火力発電所を視察し、脱炭素化に向けた現実的なエネルギー転換の重要性を再確認しました。さらに、スマラン日本人会の代表の方々にお会いし、同地における日本人や日系企業の活動についてお話を伺いました。
また、スマラン事件に関する訪問を行いました。まず、スマラン事件で命を落とした日本人の慰霊碑「鎮魂の碑」に献花を行い、事件を記念して建設された「青年の塔」を見学しました。ハベアリタ・スマラン副市長に表敬した際には、スマラン事件慰霊碑は日インドネシアの友好の証とされていることから、慰霊碑の維持・管理についてスマラン市の協力を要請しました。
さらに、ガンジャル・プラノウォ中部ジャワ州知事を表敬し、経済分野を始めとする日本と中部ジャワ州との更なる関係強化について意見を交わしました。また、ウィディ・プラセティジョノ第4軍管区司令部幕僚長(陸軍准将)を表敬しました。
このほか、アル・アスロル・スマラン・イスラム寄宿塾財団(プサントレン)にも訪問し、日本招へい経験のあるスラメット・ヒダヤット・ビスリ塾長らからプサントレンの教育についてお話を伺いました。
今回の訪問は、コロナの状況が緩和したことを受け可能となりました。今後も各地方を訪問し、要人表敬、日本人社会との交流、関係施設の視察などを行っていく予定です。 |