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2019年9月19日 煙害(ヘイズ)に関しての注意喚起
在インドネシア日本国大使館
1. 9月16日−17日付当地紙報道によれば、カリマンタン島及びスマトラ島における森林火災の影響により、大気汚染(PM2.5及びPM10)指数が通常より非常に高くなっています。各地方自治体は、健康被害として、咳や鼻水、目の違和感等の症状の発生,呼吸器・心臓疾患の悪化が考えられると説明しており、心肺疾患がある人、乳幼児、妊婦及び高齢者は,屋外での活動を控えるとともに、屋外で活動をする場合にはマスクを着用するよう呼び掛けています。 2.当地保健省は、森林火災による呼吸器疾患の患者数の増加に伴い、スマトラ島のリアウ州及びジャンビ州並びにカリマンタン島の中部カリマンタン州パランカラヤ市及び南カリマンタン州に出張事務所を開設し、呼吸器疾患の症状が見られる場合には同出張事務所や保健センター、病院等での診察を呼び掛けています。 3.環境省大気汚染制御局ホームページ(http://iku.menlhk.go.id/aqms/)では、各都市における大気汚染指数(ISPU)が随時更新されています。ISPUの指数は、以下のとおり5段階に分類されており、中部カリマンタン州パランカラヤでは「危険」レベルに達し、リアウ州プカンバルでは「非常に不健康」レベルと測定されています。 ISPU指数 50以下・・・良好 ISPU指数 51-100・・・通常 ISPU指数 101-199・・・不健康 ISPU指数 200-299・・・非常に不健康 ISPU指数 300以上・・・危険 4.また、カリマンタン島の4か所の空港(東カリマンタン州サマリンダ・プラノト空港、同州カリマラウ・ブラウ空港、北カリマンタン州タラカン・ジュワタ空港、南カリマンタン州バンジャルバル・シャムスディン・ヌル空港)では、煙害による影響で運航停止や遅延等が発生しています。 5.つきましては、これらの地域にお住いの在留邦人の皆様や出張や旅行等で訪問予定の皆様におかれては、報道や上記環境省のホームページ等で最新の情報を入手し、状況には十分ご注意ください。
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