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2020年3月5日 新型コロナウイルスに係るインドネシア政府による検疫体制等について
在インドネシア日本国大使館
1. 3月5日,インドネシア政府は,中国以外のイラン,イタリア及び韓国の3か国で新型コロナウイルスが急増しているとのWHOの最新の報告を受け,これら3か国に対する新たな入国管理措置を講じると発表しました。 これによると,3月8日0時(西部インドネシア時間)以降,イラン・テヘラン州,コム州,ギーラーン州,イタリア・ロンバルディア,ヴェネト,エミリア・ロマーニャ,マルケ州,ピエモンテ州,韓国・大邱広域市,慶尚北道からの渡航者は,インドネシアへの入国及びトランジットが禁止されます。また,これら地域以外を除くイラン,イタリア,韓国からの渡航者全てについては,各国の保健当局が発行する有効な健康証明書(詳細不明)を航空便チェックインの際に航空会社に提出する必要があり,同証明書がない場合,インドネシアへの入国・トランジットは拒否されることになります。この措置は,これら3か国に最近渡航された日本人も対象となり得ます。 詳細は,以下のインドネシア外務省ホームページをご参照ください。 インドネシア外務省:https://kemlu.go.id/portal/id/read/1104/berita/kebijakan-pemerintah-indonesia-terkait-perkembangan-covid-19 (インドネシア語) 2. 3月5日現在,インドネシア国内の新型コロナウイルス感染者は2件と公表されています。インドネシアでの入国に際する検疫において,発熱が認められたことにより,隔離対象と判定され,指定病院に搬送された邦人の具体例もあります。また,ショッピングモールや公共施設等の入場に際して検温が行われる等,国内の各所において検査が強化されています。 インドネシア入国時には,現在,健康状態の申告書(Health Alert Card)の提出及び検温が行われています。感染発生国(日本を含む)からの入国時に発熱がある場合,空港診療所での検査が行われます。検査の後は,保健省のガイドラインに沿って,専門病院での観察あるいは自主的自宅待機などの措置が行われています。詳細については,2月27日付け領事メール(以下URL)にてご案内していますので,ご確認ください。 URL:https://www.id.emb-japan.go.jp/oshirase20_06.html 3. 新型コロナウイルスがインドネシア国内で確認されたことに伴う日本人に対する悪質な嫌がらせ等の行為が今後増加する可能性があります。このたび,在留邦人の方々のための相談窓口を設置いたしました。もしも,不当な取り扱いや悪質な嫌がらせ等に関する事例やご相談がありましたら,こちら(oshirase@dj.mofa.go.jp)までお知らせください。なお,インドネシア政府に対しては,日本人に対する不当な取り扱いや嫌がらせの発生防止について,当館から申し入れを行っています。 4 ご参考として,3月4日,テドロス世界保健機関(WHO)事務局長は,韓国,イタリア,イランでの感染拡大が「最大の懸念」であると言及し,中国以外での世界の感染件数の80%が集中しているとしています。 インドネシア政府に対しては,日本はこの「最大の懸念」には含まれないとの指摘を繰り返し行っています。なお,世界の上位の感染状況は,以下のとおりです(3月4日現在)。
5. 3月5日現在,従来の大使館の代表電話(+62- (0) 21-3192-4308)は電話会社側に回線障害が発生しているため,電話が繋がらない状態となっています。邦人の皆様にはご迷惑をおかけしておりますが,復旧までの間,大使館の臨時代表電話番号は次のとおりとなりますので,ご理解,ご協力をお願いいたします。 (1)大使館開館時間(午前8時−午後4時45分) +62−(0)21−3983−9791 +62−(0)21−3983−9793 +62−(0)21−3983−9794 (2)大使館閉館時間(午後4時45分−翌日午前8時)(緊急の対応が必要な場合) +62−(0)811−15−3603 +62―(0)811−15−3157 6.関連サイト
−以 上−
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