大使館案内在インドネシア日本国大使● 大使の寄稿文・活動・月間雑記 連絡先地図開館時間と休館日国内総領事館管轄地域 |
在インドネシア日本国大使![]() インドネシアにはこれまで、アジア太平洋経済協力(APEC)やアセアン関連会議、そして日本とインドネシアとの二国間協議への出席のために、何回も訪問したことがあります。しかし、この国で勤務し生活するのは初めてで、今回、赴任するに当たって、改めてインドネシアとの関係の大切さに気付かされました。 地域の経済大国であり、また、G20のメンバーであるインドネシアと我が国との間には歴史的な結び付きがあります。2,000社に迫る日本企業と約20,000人の在留邦人の方々がインドネシアで活動する中で、この国におけるインフラ整備や人材育成に協力し、そしてインドネシアの雇用の創出や輸出の拡大を通じて経済発展に大きく貢献しています。インドネシアの方々が日本に親しい感情を持っている背景には、これまでの多くの両国関係者の尽力があったことを痛感しています。 個人的には、次女が大学生であった5年前、中部ジャワ州のバンジャルヌガラの学校で約1ヶ月、ボランティアとして日本語を教えていたことがあり、今回、そのようなご縁もあるインドネシアで仕事を出来ることを大変喜んでいます。 今後のことで言えば、日本にとって最も重要な戦略的パートナーであるインドネシアと協力することを通じて、多くのことを成し遂げられると確信しています。先ずは、新型コロナウイルス感染症を乗り越えるため、お互いに知恵を出し、共に汗をかいていく。そして、インドネシアの発展に引き続き協力し、その活力を日本経済の活性化にも取り込んでいく。こうしたウィンウィンの関係を更に深めていくため、私をはじめ、大使館全員で皆さまのお役に立ちたいと思っており、日本企業の活動のお手伝いと、在留邦人の方々の安全確保に常に努めていきます。 インドネシアは2022年にはG20の議長国を、そして2023年にはアセアンの議長国を務めることになっており、ここに世界の指導者が集うことになります。また、2023年は日本とアセアンとの関係50周年であるとともに、日本とインドネシアとの国交樹立65周年でもあります。このような重要な機会を捉えて、日本とインドネシアとの関係を更に発展させていきたいと思いますので、是非とも宜しくお願い致します。 >>>その他の寄稿文・挨拶 |