在ジャカルタ
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お知らせ総05第16号(平成17年7月21日) インドネシアにおける鳥インフルエンザの人への感染について在ジャカルタ日本国総領事館 1.インドネシアにおける鳥インフルエンザのこれまでの状況   7月21日、インドネシア政府は、今月中旬に急性肺炎で死亡したバンテン州タンゲラン県在住の父親と娘が、香港大学及び米国疾病対策センターでの検査の結果、鳥インフルエンザ・ウイルス(H5N1)に感染していたことが確認されたと発表しました。   また、これまで他の国を含め、鳥インフルエンザの人から人への感染の事例は確認されていませんが、今回の感染経路については現在調査中とされています。   なお、インドネシアにおいては、2004年1月に鶏への鳥インフルエンザ(H5N1)感染が確認され、これまでワクチン接種を中心とした対策が続けられています。 2.感染予防対策 在留邦人の皆様におかれましては、以下により安全確保に努められるよう、改めてお勧めします。 (1) 手洗い、うがいなど通常の感染症予防対策を励行すること。 (2) 生きた鳥、養鶏場、生きた鳥を扱う市場への不用意、無警戒な立ち寄り、接触を避けること。(人が鳥インフルエンザの感染を受けるのは病鳥と近距離で接触した場合、またはそれらの内臓や排泄物に接触するなどした場合が多いとされています。) (3) 調理の際に加熱すること。(WHOによると、ウイルスは適切な加熱により死滅するとされており、一般的な方法として、食品の中心温度を70℃に達するように加熱することを推奨しています。) (4) 高熱を伴う呼吸器症状が出た場合は、ためらわず最寄りの信頼できる医師あるいは病院を受診すること。(鳥インフルエンザによる死亡の多くは手遅れによるものです。) なお、この病気に関する詳細については、 在ジャカルタ日本国総領事館(代表電話は在インドネシア日本国大使館と同じ) 以上 |