(1) | 外出する際、できるだけ貴重品は持ち歩かないようにし、歩行中や買い物中にも鞄や携帯電話など所持品に常に注意を払うこと。レストランなどで食事中も鞄からは目を離さず、できるだけ体から離さないようにする。
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(2) | 徒歩で外出する際、可能な限り歩道橋は使用しない。やむを得ず歩道橋を使用する際は、できる限り2人以上で行動し、また、歩道橋の反対側と自分の後ろ側から不審者らが挟みうちにしようとしていないか常に警戒する。なお、被害に遭った場合は相手は武器を持っている可能性が非常に高いので、決して抵抗しない。
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(3) | 徒歩で外出する際は、歩道では鞄を車道の反対側に持ち、たすき掛けに出来る鞄はたすき掛けにするなどして鞄を体の前方に保持する。
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(4) | 荷物(特に鞄)を車内に残したまま車から離れない。自分が離れる場合には、運転手にできる限り車両から離れないよう伝える(もしも運転手も離れる際には仲間の運転手に一声掛けさせるなど)。
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(5) | 私有車での事故や路上での修理の際は、できる限り運転手に対応を任せ、車内で待機する。やむを得ず車外に出る際は貴重品を体から離さないようにするほか、常に施錠を忘れない。
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(6) | 商用などで多額の現金を携行する場合、必要最小限のスタッフ以外の現地スタッフに対して現金を携行している事を話さない(強盗団等に伝わる可能性を防ぐ)。
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(7) | ATMは可能な限り平日の昼間、銀行窓口店舗に併設されたATMを使用し、カードが返却されない等のトラブル時には直接銀行職員に対応してもらうようにする。週末にATMのトラブルが発生した場合、月曜日まで銀行は対応しないケースが多い。また暗証番号はいかなる場合でも他人に漏らさないこと。
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(8) | タクシーを利用する際には信頼できるタクシー会社を利用する。警察によると、万が一被害に遭った場合、身の安全を第一に考え抵抗せず、タクシーの窓ガラスやドア、トランク等に書かれてある「Nomor Pintu」(アルファベット2文字、数字3〜4文字で書かれた識別番号)を覚えておくと犯人を捜査するのに有効とのこと。
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(9) | パスポートを盗難、紛失された場合の手続き等の詳細は以下の大使館ホームページを参照。
http://www.id.emb-japan.go.jp/visaj_01.html#紛失
※ 当館でパスポート等の発給を受けた後、ご本人がインドネシアの入国管理局において出国等の手続きを行う必要がありますが、その手続には数日を要することもあります。また、その手続きが終わらないと当国から出国できないため、フライト変更等が必要となることも有り得ますので、ご自身のパスポートの管理にはご注意下さい。 |